いわさき ちひろ 作品買取

いわさきちひろ作品の買取を強化中!
いわさきちひろのプロフィールや代表作品、買取参考価格や買取事例を紹介しています。

プロフィール紹介

生年月日:1918年(大正7年)12月15日

出身地:福井県

1918年(大正7年)12月15日ー1974年(昭和49年)8月8日 福井県出身
画家・絵本作家

水彩絵の具を使用した、柔らかで清澄な独特な色調の作品が日本のみならず海外からも高い人気の、日本を代表するの女性画家の一人です。

いわさきちひろは、1918年に福井県武生(現:越前市)で生まれました。
岩崎家は父が陸軍築城本部の建築技師で、母が女学校の教師をしており、当時としては珍しい共働きの家庭で裕福であり、家にはラジオや蓄音機、オルガンなどが揃っていました。
また、父がカメラを所有しており、幼少の頃の写真も残されています。

ある時見かけた絵雑誌『コドモノクニ』で、当時人気のあった岡本帰一、武井武雄、初山滋などの絵に強く心惹かれ、絵を描くことが得意だったこともあり、女学校2年の14歳の頃に洋画家の岡田三郎助の画塾に通い始めます。
そこでデッサンや油絵を学び、展覧会で入賞を果たします。

女学校を卒業したのち、岡田の教えていた美術学校への進学を望みましたが、両親の反対にあい第六高女補習科に進学しました。
その後、洋裁学校に進学し、その一方で書家の小田周洋に師事し書を習い始め、そこでも才能を発揮しました。

1939年、20歳の頃に最初の結婚をしますが、この結婚は両親の勧めによる意に沿わない形だけのものでした。
夫の勤務地である満州の大連にいやいや渡りましたが、翌年に夫の自殺により帰国することとなり、二度と結婚はしないと心に決めました。
帰国したのち、画家の中谷泰に師事し再び油絵を学び始め、また書の師の小田周洋から絵では無理でも書であれば自立できると励まされ、書家を目指します。

1944年には女子義勇隊に同行し、書道の先生として再び満州に渡りますが、現地は教師が出来るような環境ではなく、戦況の悪化もありすぐに帰国します。
翌年には、空襲で東京の家が焼かれ、母の実家の長野県松本に疎開し、そこで終戦を迎えます。
戦後に、両親が国策に貢献していたことから自身が恵まれた生活を送っていたことを知り、自分の無知を痛感します。
この戦争経験から、二度と戦争を起こしてはならないと強く決意し、平和な世界の実現を願い、その思いは後の創作の重要なテーマとなりました。

1946年に、宮沢賢治のヒューマニズム思想に強い共感を抱き、日本共産党の演説に深く感銘を受け入党し、党宣伝部の芸術学校で学ぶため上京します。
東京では人民新聞社の記者として働きながら、洋画家の丸木俊に師事しデッサンを学びました。
この頃から絵の仕事を手掛けるようになり、紙芝居『お母さんの話』をきっかけに画家として自立する決心をします。
1950年には、日本共産党の活動をきっかけに出会った松本善明と結婚しました。

1940~50年代にかけて広告ポスターや雑誌のカットなどの仕事を多く手がけ、1954年には朝日広告準グランプリを受賞するなど評価され、また福音館書店の絵本シリーズ『こどものとも』の挿絵なども手掛けるようになります。

しかし、当時の画風が、少女趣味で可愛らしすぎる、もっとリアルな民衆の子どもの姿を書くべきなどの批判を受けるようになり、自身もそのことに悩みます。
そんな中転機となったのは雑誌『子どものしあわせ』の表紙絵の担当となったことでした。
「子どもを題材にしていればどのように描いてもいい」という依頼に、自分の感性に素直に描く決意をし、今までの油彩画をやめ以降は水彩画に専念するようになります。
『子どものしあわせ』の仕事は、55歳で亡くなるまで続けられ、ライフワークともいえる仕事となりました。

1970年代には、ベトナム戦争が激化していく中で、戦争をテーマにした作品を手掛けるようになります。
戦争の中でも懸命に生きる子どもの姿や、未来に失望した表情を描いた作品には、かけがえのない命や平和の大切さと、それを守りたいという思いが込められました。

1972年に童画グループ展に『こども』と題した三枚の絵を出品し、これがきっかけとなり、1973年にベトナム戦争の中での子どもたちを描いた『戦火のなかの子どもたち』を書き上げました。

しかし、その年の秋肝臓がんが見つかり、翌年肝臓がんの為55歳の若さで亡くなりました。

没後も、残した挿絵は様々な場面で使用され、1981年に『窓ぎわのトットちゃん』に使用されベストセラーとなり、またちひろ美術館の開館や全集の発行など、現代でも多くの方に愛されつづけています。

いわさきちひろに関する物なら何でもご相談下さい。
珍しい物は高額にて評価致しますので、お気軽にご相談下さい。

いわさきちひろ 関連作品買取価格

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いわさきちひろ 関連作品買取事例

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少しでも高く売るには?

いわさきちひろの本を少しでも高く売るためのポイントご紹介!
ちょっとしたことで買取金額査定アップにつながります。

売りたい本の高く売れるタイミングを見極める!
本の買取のご依頼は、年末の大掃除や、3月・4月など新生活に向けた引っ越しの時期が最も多くなります。そのため、この時期は市場に多くの古本が出回り、同じ本でも買取価格が下がってしまうこともあります。
できれば、多くの本が売られる時期を外して売った方がいわさきちひろの本が高く売れる可能性も上がると思います。
表紙カバーや函も一緒に!
カバーなどに欠損のある本でもしっかり査定させて頂きますが、やはり完品の商品に比べると多少お安くなります。また、年代の古い書籍になってくると、帯の有無でも査定価格が大きく変動するものもあります。
シリーズものや関連商品は揃えて売る!
商品によって千差万別ですが、シリーズなどの揃っている本だと高値になることが多いです。また、日本国内での需要がある書籍だと高価査定になりやすい傾向があります。

2つの買取方法をご用意

費用負担0円の出張買取と全国対応の宅配買取に対応しています!

  • 出張買取その場で即現金化! 出張買取
    お客様とお約束した日時にみつばち書店のスタッフがお伺いし、その場で査定、その場で現金買取致します。
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