『サブマリン707 完全復刻版 全6巻セット』を買取しました。

千葉県佐倉市ユーカリが丘にお住まいのお客様からのご依頼で、書籍の買取にお邪魔しました。

今回のお客様は、近くお引越しをする予定があり、少しでも荷物を減らそうと考えて当店の買取査定にご相談をくださいました。
書籍以外にも可能であれば引き取ってもらいたいとのご希望でしたので、今回は感染症対策を万全にして、直接ご自宅へお邪魔して査定作業を行わせて頂きました。

実際に拝見しました買取を希望された書籍はコミック本が中心で、幅広い年代のコミック本がジャルを問わずありました。
ご家族揃って漫画がお好きで、今も好きな作品は連載を追うほどだそうですが、最近では電子版の方が場所も取らず読みやすいためあまり紙のコミック本を読まなくなってしまったため、この機会に処分を決めたそうです。

どの作品も大事にされてきたのか状態は良く、完結作品はしっかり全巻揃っているなどコンディションが良い書籍ばかりでしたので、今回は高く評価させて頂きました。

お客様からは、頑張って買い揃えてきた大事なコレクションなので、次も大事に読んでもらえるような方に渡ってもらいたいので、しっかりと査定して買い取ってもらえて良かったと喜んで頂けて、当店も大量のコミック本をまとめてお譲りして頂けてありがたい買取査定でした

今回お譲りして頂いた書籍の中から、ご紹介する作品は『サブマリン707 完全復刻版 全6巻セット』です。

本書は、1993年にラポートから発行された書籍で、元は1963年から65年にかけて『週刊少年サンデー』で連載していた海洋冒険漫画です。
太平洋を舞台に、様々な怪事件に海上自衛隊の潜水艦が立ち向かうストーリーで、漫画連載に併せて発売されたプラモデルと共に当時の子供から絶大な人気を誇りました。

スピーディな戦闘シーンと硬派なストーリー、また登場する船や飛行機の絵の緻密さやリアルな波の描写などの他、珍しい潜水艦を題材にした作品ということから用語解説記事もあり、当時の少年たちに潜水艦の知識を多く与えその普及に貢献した作品でした。

作者の小沢さとるは、本業はエンジニアとして製鉄会社や自動車会社に勤めていて、高校生時代に手塚治虫のアシスタントを務めたことをきっかけに漫画家になった異色の経歴を持っています。

漫画家になるつもりはなく、零戦を作った堀越二郎とも交流のあった父親の影響から技術屋になることも考えていたそうですが、そういった異色の経歴を持っているからこそこういったリアルな描写の作品を生み出し、多くの子供を魅了することが出来たのかもしれませんね

みつばち書店では、コミック本の買取もジャンルや発行年を問わず取り扱いが可能です。
大量買取も大歓迎ですので、スタッフ一同ご連絡をお待ちしております(^^)/