『宴のあと 三島由紀夫』などの文芸書をお譲りして頂きました。
買取品目 | |
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小説 | |
買取方法 | 出張買取 |
お住まい | 千葉県 鎌ヶ谷市 |
※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。
スタッフからのコメント
千葉県鎌ケ谷市のお客様よりご依頼を頂き、出張買取にお伺い致しました。
今回のお客様は、空き家になったご実家の整理の際に出た不要品の処分のために、当店の買取査定をご利用して頂きました。
ご両親ともに読書家で、かなりの蔵書量だったため持ち込み買取は難しく困っていたので、出張買取はとても助かると喜んで頂けて良かったです。
拝見させて頂いた蔵書は、国内の作家の文芸作品を中心に、ジャンルと年代も幅広く、ご両親の読書愛が伺われました。
かなりの数の書籍でしたので、査定にお時間を頂いてしまいましたが、ずっと懸案事項だった本が片付いて嬉しいと喜んで頂き、買取金額にも満足して頂けましたので、お力になれて良かったです。
今回、お譲りして頂いた書籍の中からご紹介する一冊は『宴のあと 三島由紀夫』です。
こちらは、新潮社から1960年に発行された初版本でしたが、外函も綺麗な状態が良いお品でした。
『宴のあと』といえば、実在した政治家をモデルに創作したところ、プライバシーの侵害だと訴えられ、日本で初めて「プライバシー」と「表現の自由」の問題が争われた裁判として話題となりました。
現在では当たり前に目にする「この物語はフィクションです」という注意書きは、この作品の連載最終回の但し書きが始まりだといわれています。
そんなところから、作品の内容以外のところで話題となってしまっている作品ですが、三島作品の中では比較的わかりやすい主題で高い評価を受けていて、海外ではその芸術的価値が認められ、1964年度のフォルメントール国際文学賞の第2位を受賞しています。
その他にも、たくさんの書籍をお譲りして頂きありがとうございました。
みつばち書店では、持ち込みが難しい大量の書籍でも出張買取で対応可能ですので、お気軽にお問い合わせください!