『手塚治虫 ブッダ 全14巻セット』をお譲りして頂きました。

東京都墨田区にお住いのお客様から、書籍をお譲りして頂きました。

今回買取査定のご依頼をくださったお客様は、身の回りの整理のためご自宅の不用品の処分を進めていて、読まなくなった書籍を買い取って欲しいと当店へお問い合わせをくださいました。
お客様は漫画がとてもお好きで、学生時代から50年ほどかけて揃えたコレクションを今回は査定して欲しいとのことでした( ｰ̀ωｰ́ ).｡oஇ

とても大事にされてきた漫画で、今回も処分しようかすごく悩まれたそうですが、老眼のせいで最近ではほとんど読まなくなっているので、どうせ処分するなら大事に読んでもらえる人の手に渡ってもらいたいと、売却を決意したそうです。
そんなお客様のお気持ちに応えられるように、いつも以上に気合を入れてご査定をさせて頂きました(๑• ̀ω•́๑)✧

今回は宅配便を利用して査定を行いましたが、主に昭和年代に活躍された漫画家の有名作品を中心に幅広いジャンルの内容で、お客様の漫画愛が感じられました。
大事に保管されていたのか、どの作品も発行からの年数を考えるととても状態が良く、現在では入手が困難な絶版作品など希少な作品もいくつか含まれていたこともあり、高評価で買取致しました(*^ω^*)

そんな、今回お譲りして頂いた漫画の中から、私が注目した紹介したい作品は『ブッダ』です。

本作は、1972年から83年にかけて少年漫画雑誌『希望の友』などに連載された、手塚治虫による漫画作品です。

今回は、一番最初に単行本化された希望コミックス版の全14巻をセットでお譲りして頂けたため、高評価で買取させて頂きました(｡•̀ω-)b

発行から年数が経っている漫画本にありがちな、経年のシミや日焼けなどのダメージも少ないところも高評価のポイントでした。

『ブッダ』は、仏教の開祖で釈迦族の王子ゴータマ・シッダルタの僧としての生涯を描いた仏教漫画で、人間の生と死をテーマとした作品です。
仏教漫画というと少し難しそうな印象を受けますが、手塚治虫により大胆に脚色されたストーリーはかなり読みやすくなっています( ︶ω︶)

ただ、その大胆な脚色でほとんどがフィクションということから、釈尊伝の正しい解説を求めた方からは仏典などとのあまりの違いにかなり反発を受けたそうですが、ただ映像化するだけなら誰でも出来るし、そんなに面白いものには出来ないという考えのもと書かれたそうです。

連載にあたり、手塚治虫は仏伝をかなり調べ込み、その東洋的な哲学を読者である子どもにもわかりやすいように描き、感動あり、アクションあり、冒険ありの大河ドラマに仕立てていて、内容はそれなりに難しいですが子どもにこそ読んで欲しい内容の漫画作品となっています♪( *´∇｀)＿♡

みつばち書店では、コミック本の買取では最新の作品から昭和発行の名作まで、幅広く取り扱い可能です。
子供向けや大人向けも問わず、どんなジャンルの作品でも大歓迎ですので、お気軽にお問い合わせください(*・ᴗ・*)ゞ