『藤子・F・不二雄大全集 オバケのQ太郎』を買い取りしました。

千葉県我孫子市にお住いのお客様のご自宅へ、書籍の出張買取にお邪魔しました。

今回査定のご依頼をくださったお客様は、お家の整理の一環で過去に買い揃えてきたコミック本を処分したいと、当店へお問い合わせくださいました。
長い期間をかけて買い集めてきたそうで、かなりの冊数になるとのことでしたので、今回はご自宅へ直接査定にお邪魔しました

実際に査定させて頂きましたコミック本は、昭和発行の少年コミックスが中心で、作品のジャンルも幅広くありました。
発行から年数が経っているコミックも、比較的状態が良いものが多かったため高く評価させて頂きました。

お客様からは思った以上の高額買取で嬉しいと喜んで頂けて、嬉しい買取査定でした

今回は、比較的発売されてから日の浅い作品もいくつか含まれていましたが、その中から今回ご紹介する作品は『藤子・F・不二雄大全集』です。

こちらの作品は、小学館から刊行された漫画家の藤子・F・不二雄の著作を収録した全集で、お譲りして頂きました『オバケのQ太郎』を並べてみました。

全12巻セットで、全巻帯も残っている良い状態でしたので、高評価で買取しました

『オバケのQ太郎』と聞くと、新しい作品じゃないだろうと思われるかもしれませんが、実は1988年から絶版状態で、この大全集に収録される2009年まで新刊での入手が出来なかったことから、その間の一時期古本の価格が高騰していた時期があり、長らく読むのが困難だった作品なんです

様々な理由が語られていますが、おそらくこの作品が当初藤子不二雄名義で発表された、藤子・F・不二雄（藤本弘）と藤子不二雄Ⓐ（安孫子素雄）の合作で、著作権の関係から長らく復刊が出来なかったとされています。

そのため、この作品では奥付でも両名の名前が記載され、共著という扱いで発行されたそうです。

1964年の連載開始から翌65年にはテレビアニメ化もされ、「オバQブーム」と呼ばれる社会現象的人気となり、この作品で「ギャグ漫画の藤子不二雄」として人気を確立した藤子漫画の代表作のひとつで、この全集には従来の単行本では未収録のエピソードも多数収録されていて、ファンには必携の全集となっています

みつばち書店では、コミック本の買取のご依頼も大歓迎です。
最新の話題作から過去の名作まで、年代やジャンルを問わず買取可能ですので、少しでもご興味があればお気軽にお問い合わせください