郷土史『土浦市備考 全5巻セット』を買い取りしました。

茨城県土浦市のお客様のご自宅へ、書籍の出張買取にお邪魔しました。

今回買い取り査定のご依頼をくださったお客様は、空き家になっているご実家の不用品の整理を進めていて、残されているご両親の蔵書をまとめて引き取って欲しいとお問い合わせをくださいました。
ご両親は年齢的にもう読まないので自由に処分して良いと言っていて、冊数もかなり多めにあるとのことでしたので、今回はご自宅へ直接お邪魔させて頂きました(*^ω^*)

家族揃って読書がお好きで、小説作品は幅広いジャンルが年代を問わずあり、他にもお仕事で使用していたという専門的な内容の書籍などが、数部屋に跨り保管されていました。
冊数が多かったため査定にお時間を頂きましたが、お客様から「ずっと悩みのタネだった読んでいない本を片付ける事が出来てスッキリした」と喜んでいただけ、大満足の買取査定でした(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑

今回お譲りして頂いた書籍の中から、ご紹介する書籍は『土浦市備考』です。

本書は、平成元年に土浦市教育委員会から刊行された書籍で、郷土史家の寺嶋誠斎によって編纂された作品を、氏の没後に全5巻にまとめて刊行された作品です。

このような布張りの装幀の場合、日焼けやシミが強めに出てしまう書籍も多いですが、大切に保管されていてきれいな状態でした(⁎•ᴗ‹｡)

土浦市は茨城県の南に位置していて、当店があります千葉からも近いので買取査定でもお伺いする機会が多く、過去には大型の商業施設も多くあって何度か遊びに行った経験があるので、個人的にも馴染みがある町です。

そんな土浦市ですが、こちらの書籍を読むと室町時代には土浦城という城が築かれ、江戸時代には水戸街道が整備されたことから宿場町としても発展するなど、歴史の中でも重要な地点のひとつだったようです。

興味深い内容の書籍ではありますが、かなり内容がローカルで読み手が限定されてしまうため需要は低いかもしれませんが、歴史的に重要な土地の郷土史は歴史愛好家から一定の人気がありますので、お譲りして頂けてありがたかったですd(‘∀‘*)

地方史・郷土史は、昭和年代に一時期ブームになった影響から買取のご依頼をたまに頂きますが、在庫が過多な作品など、場合によっては買取をお断りすることがあります。
みつばち書店では、なるべくお客様に損の出ないよう丁寧に査定して買取の可否と買取金額をご案内しておりますので、処分をご検討中の方はお気軽にご相談下さい(`・ω・´)ゞ