『みすず書房 現代史資料 全45巻』をまとめて買取しました。

千葉県鋸南町にお住まいのお客様のご自宅へ、書籍の出張買取にお邪魔しました。

今回買取査定のご依頼をくださったお客様は、歴史好きだったお父様が残した蔵書の引取をお願いしたいと、当店へお問い合わせをくださいました。

査定を希望の書籍は、歴史小説などの文芸作品と歴史資料などの専門書で、ご自身では価値がよくわからないのでしっかりと査定して買い取って欲しいとのことでした。
メールのお話で、冊数もかなり多めなことが予想されたので、いつもよりスタッフの数を増やしてお邪魔させて頂きました(๑•᎑•๑)ゞ

実際に拝見しました蔵書は、歴史小説や時代小説の文芸作品が中心で、テレビドラマ化もされている人気シリーズの作品もかなりの冊数ありました。
発行から年数が経っている作品も多かったですが、傷みが強く出ている文庫本などを除いてほとんど全てが買取対応可能でした(*ˊᵕˋd)

また文芸作品以外にも歴史関連の専門書もいくつか含まれていて、その中でも今回高評価で買取したのが『みすず書房 現代史資料』です。

こちらの作品は、1962年から80年にかけてみすず書房から刊行された日本現代史の資料集で、極秘の記録や文書、海外に持ち出された資料などを調査・収集して、戦前から戦後の日本現代史を知る上で貴重な資料が多く収録されています。

資料には事件の調書などがあり、戦中戦後の混乱期に散逸した文書の収集にはかなり苦労したそうです(´-ω-`)

事件やテーマによって巻が分けられているので、特定の内容のみ持っている方が多く、当店でも一部の買取のご依頼はよくありますが、今回は全45巻をまとめてお譲りして頂けたことから、高評価で買取しました(*´꒳`人)

わりと欠けがちな月報もしっかりと揃っていたことも評価のポイントでした( *˙ω˙*)و

かなり専門的な内容で読み手が限定される作品ですが、刊行から50年以上経つ今なおオンデマンド版での刊行が続いていて、古書市場でも人気シリーズですので、お譲りして頂けて感謝ですヽ(｀･ω･´)ﾉ

みつばち書店では、刊行から年数が経っている書籍も丁寧に査定して買取させて頂きます。
発行年代によって買取の可否は判断していませんので、古い本だからと諦めてしまう前にまずは一度当店までお気軽にご相談下さい！