『芥川龍之介全集 全24巻セット』を買取しました。

千葉県多古町のお客様のお宅へ、書籍の出張買取にお邪魔しました。

今回ご依頼をくださったお客様は、ご実家に遺されていたご両親の遺品を整理していて、その際に出た不用な書籍を引き取って欲しいと当店へお問い合わせをくださいました。
離れて暮らしていたこともあり片付けに時間が掛かっているので、可能であれば全て引き取ってもらいたいとのご希望でしたので、今回はいつもより多めの梱包材を用意してお邪魔させて頂きました(｡+･`ω･´)

実際にお伺いしますと、事前のメールでのお話から想像していた以上の蔵書の量で、普段からかなりの冊数を取り扱っていますが、今回はさすがに少し圧倒されましたΣ(๑0ω0๑)
お客様も、あまりの多さにどこから手を付けようかと悩んでいたそうで、出張買取に対応している買取業者を探して当店にご連絡をくださったそうです。

蔵書は、文芸作品を中心に国内外の作家の作品がジャンルを問わずあり、有名作家の作品や話題作などで珍しい作品はありませんでしたが、どの書籍も大事にされていたのか発行からの年数を考えますとキレイな状態で保管されていました。

一部お値段がお付け出来ない作品が含まれていましたが、それらはご了承頂いた上で無料でお引き取りさせて頂きました。
お客様からは、ずっと悩みのタネだった実家の本が片付いて本当に助かったと喜んでいただけ、大満足の買取査定でした(∗ˊᵕ`∗)

今回の買取でお譲りして頂きました書籍の中から、ご紹介する作品は『芥川龍之介全集 全24巻セット』です。

本書は、1995～98年にかけて岩波書店から刊行された全集で、今回は全24巻をセットでお譲りして頂きました。

全巻しっかりと外函に入れて保管されていましたので書籍本体もとてもきれいな状態でした(・∀・)

芥川龍之介の全集は岩波書店版だけでも、戦前発行の10巻の版、1977年発行の12巻の版、それと今回お譲りして頂いた24巻のものとあります。
古い版だと旧字や旧仮名が使われていて読むのが大変ですので、新しい版の方が古書市場でも需要が高く、比較的買取金額がお付けしやすいので、今回は買取対応させて頂きましたφ(❐_❐✧

基本的に古い版は買取が難しい全集ですが、中には旧版でも買取が可能な作家の作品集や全集もあります。
旧版と新版の判断はお客様ご自身では難しいかと思いますので、お気軽に「みつばち書店」までお問い合わせください(๑g•̀ω•́)g