『中山星香 ファンクラブ会報』を買い取りしました。

茨城県阿見町にお住いのお客様のお宅へ、書籍の出張買取にお邪魔しました。

今回買取査定のご依頼をくださいましたお客様は、過去に買い集めてきたコミック本の買取をお願いしたいと、当店へお問い合わせをくださいました。
家族揃ってマンガ好きのため、かなり冊数があるとのことでしたので、今回はご自宅へ直接お邪魔して査定させて頂きました

実際に拝見しました買取希望のコミック本は、1980年代から90年代頃までに発行された作品が、ジャンルを問わずに揃っていました。
アニメ化などされた少年漫画の名作が中心でしたが、少女漫画も何作品かあり、中には古書市場でもあまり目にしない珍しい作品も含まれていました。

コミック本は、発行からの年数が浅い作品の中古価格が高値になりがちなジャンルですが、古い作品でも現在では絶版になっていて希少価値が高いなどで思わぬプレミア価格になっている場合もあります。

また、今回は通常のコミック本以外の書籍もいくつか買取させて頂きましたが、その中から今回ご紹介するのは『中山星香 ファンクラブ会報』です。

こちらは、日本の漫画家・中山星香のファンクラブ会報で、おそらく1980年代に発行されたものだと思います。

手書きのページは手作り感満載で、時代を感じますね

ファンクラブの会員である読者からの投稿ページだと思いますが、挿絵が添えられているなどかなり凝った誌面となっています

中山星香は、北欧神話やケルト民話などから影響を受けた少女向けのファンタジー作品が有名で、中でも自身のライフワークとしている『三剣物語』の第三部にあたる『妖精国（アルフヘイム）の騎士』は掲載誌を変えながらも20年以上の連載となった代表作の一つで、根強いファンが多い漫画家さんです

ファンクラブ会報などの限られた方に向けて発行されている書籍は、流通数が少ないことがほとんどですので、発行からの年数が経っているものほど希少性が高くなり、古書市場でもお探しの方が増えて高値での取引がされることがあります。

お店によってはファンクラブ会報などの限定発行の書籍の買取を断ることがあるようですが、当店では全く問題なく取り扱い可能ですので、古い本だからと諦めてしまう前にまずはお気軽にご相談ください