『小林清親 東京名所図』を買い取りしました。
買取品目 | |
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美術書 | |
買取方法 | 宅配買取 |
お住まい | 東京都 北区 |
最寄り駅 | 王子 |
※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。
スタッフからのコメント
東京都北区にお住まいのお客様より、書籍を買い取りしました。
今回買い取り査定のご依頼をくださったお客様は、過去に買い集めてきた美術関連の書籍を引き取って欲しいと、当店へお問い合わせをくださいました。
メールでのお話で、今回はコレクションの中の一部をいくつか処分したいとのご希望でしたので、宅配便を利用しての査定で対応致しました
送って頂きました書籍は、美術関連の大判の書籍が多く、定価ではかなり高価な書籍も含まれていて集めるのにだいぶ苦労されたのではないかと思う内容でした。
現在では手に入りにくい希少な書籍も何冊かありましたので高評価で買取させて頂きましたが、お客様からは「思っていた以上の査定額だったので、頼んで良かった」と喜んで頂け、大満足の買取査定でした
今回買取しました書籍の中から、ご紹介する一冊は『東京名所図』です。
本書は、昭和50年に学習研究社から刊行された、明治時代の浮世絵師・小林清親の作品をまとめた画集です。
奥付には発売時の定価が書かれていますが、6万2千円と高価な書籍なことからかなりのボリュームで見応えバッチリの書籍となっています
小林清親は、「光線画」と呼ばれる画法を使用して明治初期の東京を版画で表現した画家で、「東京名所図」と題した版画のシリーズで、近代的な都市に変化していく過渡期の東京の姿を描き、作品は幕末から明治にかけての東京の歴史を伺うことが出来ます。
江戸時代の浮世絵とは違い、船や洋風の建物などの近代的な町並の景観を描いた作品が多く、急激に変化していく東京が見れるとても興味深い画集となっています
浮世絵などの日本画関連の書籍は人気が高く、古書市場でも頻繁に取引されていますが、通常は江戸時代に活躍した画家に関した書籍が多いなか、今回は明治期に活躍した小林清親の作品集ということで少し珍しいこともあり、高評価で買い取りさせて頂きました
みつばち書店では、画集もジャンルを問わず買取対応が可能です。
大量買取も大歓迎ですので、お気軽にお問い合わせ下さい!