『大谷晃一著作集 全6巻』を買取しました。

神奈川県横浜市にお住まいのお客様からご依頼を頂き、書籍を買取しました。

今回買取査定のご依頼をくださったお客様は、ご実家の整理をした際に出た不要な書籍をまとめて引き取って欲しいと、当店へご相談をくださいました。

お仕事の都合があり立会が難しいと、宅配便を利用しての買取をご希望されたため、今回はメールに添付されていた書籍の画像から、あらかじめ内容や状態を見て買取の可否を確認してから査定のご案内をさせて頂きました。

事前のお話で、全集などのセットの作品を中心に買い取ってもらいたいとご相談を頂いていましたが、全集のような冊数が多い作品は本棚のスペースを取りがちで買取依頼が多いジャンルのひとつです。
そのため、作品によっては古書市場で在庫が溢れている作品もあり、そういった場合ですとどうしても買取金額を高くお付けするのが難しいです(;´д｀)

しかし、中には希少な書籍が高値で取引されている場合もありますので、当店ではお客様に損の無いように丁寧に査定して買取金額をご提示しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい(｀･ω･´)ｷﾘｯ

今回もいくつか珍しい書籍をお譲りして頂きましたが、その中のひとつからご紹介するお品は『大谷晃一著作集』です。

本書は、2008年から09年にかけて沖積舎から刊行された書籍で、大学の教授や学長も務めた作家の大谷晃一の作品集です。

今回は全6巻揃っていて、外函や帯もしっかりと残っていてキレイな状態でした(*^^*)

評伝や風土記など、少し珍しい内容の著作集ということもあり希少性が高いことも評価して、今回は高価買取させて頂きました(v´∀`*)

大谷晃一は、大阪生まれだったことから大阪を中心にした伝記文学、歴史小説のほか、関西の風土に関しての著作を多数発表し、大阪市民表彰、大阪芸術賞などを受賞していて、中でも大学の講義を基に執筆した『大阪学』シリーズでは、大阪の文化や風俗をユニークな視点から分析して人気を集めました。

2000年代には関西のテレビで情報番組のコメンテーターを務めていたこともあり、そのイメージが強い方も多いかもしれませんが、日本文学研究の著作も多く発表して、本書ではそういった作品も多く収録されています。

みつばち書店では、全集や著作集などのセットの書籍の買取も大歓迎です。
刊行から年数が経っている作品でも買取可能ですので、お問い合わせをスタッフ一同お待ちしております(*-ω人)