『山岡荘八全集』を買取しました。

千葉県木更津市にお住いのお客様のご自宅へ、書籍の買取にお邪魔しました。

今回買取査定のご依頼をくださったお客様は、ご自宅のお掃除をした際に出た不要な書籍をまとめて買い取ってもらいたいと、当店へお問い合わせくださいました。

お客様は歴史がお好きとのことで、買取を希望の書籍も偉人の伝記などを多く所有していました。
江戸から幕末までの、歴史関連の書籍の中でも特に人気の高い年代の書籍が多く、古書市場での需要の高い書籍を大量にお譲りして頂け、感謝いたします

今回お譲りして頂いた書籍の中から、ご紹介する書籍は『山岡荘八全集』です。

本書は、1981年から84年にかけて講談社から刊行された、歴史小説を中心に活躍した作家・山岡荘八の全集です。
画像は、全46巻の中から代表作『徳川家康』が収録されている1～13巻です。

戦国武将の中でも高い人気の徳川家康ですが、今年はNHK大河ドラマ『どうする家康』放送開始の影響から、関連書籍が古書市場でも大変な人気です。

そんな人気が高い家康は創作の題材になることも多いですが、中でも山岡荘八の『徳川家康』は、その絶大な人気から家康の評価を変えたとも言われている名作で、今も多くの読者に愛されています

1950年3月から1967年4月まで新聞小説として連載され、使用した原稿用紙の総数は17,400枚に上る「世界最長の小説」として一時認定されていたこともあり、文庫本は今なお版を重ねるなど歴史小説としては異例の大ロングセラー作品となっています。

大河ドラマで徳川家康に興味を持った方には少しボリュームがありすぎる作品かもしれませんが、現代の家康のイメージである戦のない世を作ろうと邁進する姿を作り出した本作は、家康を題材にした作品では絶対に外せない一作ですね

みつばち書店では、歴史小説や時代小説の買取も大歓迎です。
メディア化などで話題となった作品は、評価をプラスすることが出来る場合があり、丁寧に査定して買取金額をご提示させて頂きますので、当店までお気軽にご相談ください！