『雑誌 平凡パンチ』をまとめてお譲りして頂きました。
買取品目 | |
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雑誌 | |
買取方法 | 出張買取 |
お住まい | 千葉県 多古町 |
最寄り駅 | 芝山千代田 |
※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。
スタッフからのコメント
千葉県多古町にお住いのお客様からご依頼を頂き、書籍の買取にお邪魔しました。
今回のお客様は、ご自宅の不用品をまとめて買い取ってもらいたいと、当店の買取査定にご相談をくださいました。
書籍以外にも不要なものがいくつかあるので、一緒に引き取ってもらえる当店に興味を持ちご連絡をくださったそうです。
実際に拝見しましたお品は、書籍では通常の文芸書の単行本や文庫本の他、雑誌も大量にありました。
その中の一部から、今回ご紹介するお品は『雑誌 平凡パンチ』です。
本書は、過去にマガジンハウスが発行していた男性向け週刊誌で、今回は昭和50年代後半から60年代前半にかけて発行された約20冊をまとめてお譲りして頂きました。
付録のピンナップポスターも綺麗な状態で残っていて、同誌が現在では休刊状態であることも含めて高く評価させて頂きました。
平凡パンチは1964年に創刊されましたが、当時としては珍しい若者がターゲットにされた雑誌として誕生して、若い男性が興味のある「セックス、クルマ、ファッション」を3大テーマにして若者から強い支持を受けました。
特にセクシーグラビアに力を入れ、当時はまだ無名だった加納典明などの新人カメラマンを起用した、斬新でその中にも芸術性のあるヌード写真が話題となりました。
現在は国会議員として活躍している蓮舫さんもグラビアで掲載されています
一時期は、集英社の『週刊プレイボーイ』と並んで若者向け雑誌として高い人気を誇っていましたが、徐々に発行部数が減っていき1988年に休刊、その後全面新装版として『NEWパンチザウルス』として復刊しましたが、わずか4か月で休刊しています。
今見るとかなり過激な内容も多くすごい時代だなと思いますが、その一方で作家の野坂昭如の反戦デーのデモの現場ルポや、三島由紀夫の学生運動に関しての記事など社会派な記事もあり、そういったなんでもありな紙面が若者に受け、創刊からわずか25年の短命な雑誌ながら今も伝説的な雑誌として語り継がれているのも納得の内容です
みつばち書店では、過去に刊行されていた古い雑誌も買取が可能な場合があります。
古い雑誌ほど貴重なものも多く、思わぬプレミア価格で取引されている雑誌もありますので、古紙などで捨ててしまう前に、まずは一度当店までご相談ください!