『エピステーメー叢書』を大量に買取しました。

  • エピステーメー叢書 表紙
買取品目
学術書、新書
買取方法出張買取
お住まい千葉県 南房総市
最寄り駅岩井

※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。

スタッフからのコメント

千葉県南房総市にお住まいのお客様のご自宅へ、書籍の買取にお邪魔しました。

今回のお客様は、お家時間が増えたことからお家の整理をしていて、読まなくなっている書籍をまとめて処分したいと、当店に買取査定のご依頼をくださいました。
過去には年間数百冊は買い求めてきたほどの読書家だったそうで、かなりの冊数になるとのお話でしたので、今回は直接ご自宅へ出張買取にお邪魔しました。

実際にご自宅へお邪魔して蔵書を拝見しますと、事前のお話の通りのかなりの量の書籍で、書籍のジャンルも多岐に渡っていて中には専門的な珍しい書籍もいくつか含まれていました。
その為、査定にお時間を頂いてしまいましたが、お客様には買取金額に満足して頂け、また大量の書籍をお譲りして頂け有り難い買取査定でしたicon_biggrin.gif

今回の買取査定でお譲りして頂いた書籍の中から、ご紹介したい書籍は『エピステーメー叢書』です。

エピステーメー叢書 表紙

本書は、1976年から1983年にかけて朝日出版社から刊行されていた書籍で、思想に関して扱う叢書シリーズです。
元々は、1975年から刊行された月刊誌『エピステーメー』と並行して刊行され、同誌を創刊した中野幹隆は他にも『エピステーメー選書』や『レクチュア・ブックス』など現代思想に関するシリーズを多く生み出し、80年代の現代思想ブームの火付け役として知られています。

タイトルの「エピステーメー」とは「知」「認識」を意味するギリシャ語で、フランスの哲学者のミシェル・フーコーはこの用語を「知の枠組み」という哲学的概念で提唱し、そこから採られたそうです。
1975年に発行された『エピステーメー』の創刊準備号は、ミシェル・フーコーを特集しています。

特集されている内容はかなり専門的で難しく読者を選ぶかもしれませんが、その分古書市場では流通数が限られているため珍しく、今回のように一度に大量にお譲りして頂けると大変有り難いですicon_smile.gif

みつばち書店では、思想書や学術書などの専門書の買取も大歓迎です!
どんな書籍でも丁寧に査定して買取金額をご提示させて頂きますので、お気軽にお問い合わせ下さい(^^)


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