『狂人関係 全4巻セット』をお譲りして頂きました。

東京都清瀬市にお住まいのお客様より、書籍をお譲りして頂きました。

今回のお客様は、学生時代から買い集めてきてかなりの冊数になっているコミック本を少し減らそうと思い、当店の買取査定にご相談を下さったそうです。

今回はお客様からのご要望で宅配便を利用しての買取査定をご利用して頂きましたが、コミック本の宅配買取の場合、作品によっては古書市場で在庫が溢れてしまっている、ハードカバーの書籍に比べ傷みやすい為状態があまり良くない、などの様々な理由から買取金額に折り合いがつかずに返却することになる、そんなお手数をお掛けするのを避ける目的から事前に簡単に内容をメールで確認してから査定のご案内に進ませて頂いております。

ご相談の段階で、メールで買取希望のコミック本の画像を何枚か送って頂きますと、書籍の内容や状態、大まかな冊数が予め把握できて、その後のお取引もスムーズに進めることが出来、お客様にもご満足して頂いております

今回も、事前にメールで簡単に内容を確認させて頂いた上で、宅配便で書籍を当店まで送って頂きましたが、主に昭和から平成初期ころの作品が中心の蔵書でした。
発行から年数が経った書籍が多かったですが、どれも比較的状態が良く、コミック本には天敵の日焼けもほとんど見受けられず、とても大事にされてきたことが伺われるものばかりでした。

その中から、今回ご紹介する書籍は『狂人関係 全4巻セット』です。

本書は、『漫画アクション』に掲載された上村一夫の『狂人関係』を青林堂が単行本化し、1978～79年にかけて全４巻で発行した書籍です。
葛飾北斎の弟子で酒と女好きな枕絵師の捨八を主人公に、「昭和の絵師」とも呼ばれた上村一夫が江戸を舞台に魅力的な登場人物を描いた人情ドラマが魅力的な作品です。

また、青林堂傑作シリーズとして発行された作品ですが、このシリーズは1972年から81年の約10年間に渡って刊行されたシリーズで、ハードカバーの表紙とビニールカバーに包まれているのが特徴で、とても頑丈な作りをしています。

発行から40年以上経っている本書も、同年代に発行されたコミック本に比べると段違いに状態が良いのが画像でも伝わるのではないでしょうか

今回は、この他にも状態の良いコミック本を大量にお譲りして頂け、とても有り難い買取査定でした。
みつばち書店では、発行から年数が経っているコミック本も丁寧に査定して買取金額をご提示しますので、お気軽にお問い合わせください！