『古事類苑 普及版 全51冊セット』をまとめて買取しました。

東京都世田谷区にお住まいのお客様より、書籍を買取しました。

今回のお客様は、大学の先生を務められていたお父様の遺品の書籍の整理をしようと、当店まで買取査定のご相談をくださいました。
お父様の遺された書籍は仕事柄専門性の高い書籍が多かったため、買取を依頼する業者をどうしようか迷っていたところ、あらゆるジャンルの書籍の取扱い実績がある当店に興味を持ち、ご連絡をくださったそうです。

メールでの査定希望書籍の内容から、査定にお時間を頂いてしまう可能性もあることをお伝えしたうえで、今回は宅配便を利用しての査定のご案内をさせて頂きました。

当店まで送って頂き実際に拝見しました書籍は、事前のお話の通り専門的な内容の書籍が多く、中には発行から年数が経った現在では入手が困難な書籍も含まれておりました。
貴重な書籍をいくつもお譲りして頂け、ありがたい買取査定となりました

画像は、今回の買取査定の中でも、特に高価査定をさせて頂きました『古事類苑 全51巻セット』の一部です。

『古事類苑』は、明治政府主導により明治から大正時代にかけて編纂された日本最大の百科史料事典で、歴史の制度・文物・社会百般の事項を30部門に分類して収録され、巻数1000巻となり、分装和装本では351冊、洋装本で51冊となり、洋装本の総ページ数は6万7000ページ余りの大ボリュームの事典です。

今回お譲りして頂きました本書は、戦後に吉川弘文館より発行されました復刻・普及版で、全51巻を全て欠けなくお譲りして頂けましたので、高く評価をさせて頂きました。

一冊ずつの厚さからも、そのボリュームのすごさが伝わるのではないでしょうか

現在でも、様々な研究分野の専門家から、江戸時代以前の日本文化を知るための貴重な史料と重宝されている本書ですが、最近では国際日本文化研究センターの「古事類苑ページ検索システム」で公開されていることもあり、書籍で持っている必要性は低くなっているかもしれませんが、全巻揃った本棚の壮観さは所有欲を満たしますね(^^)/

みつばち書店では、専門性の高い特殊な書籍も問題なく取り扱い可能となっています。
丁寧な査定で買取金額をご提示させて頂きますので、処分をご検討中の方はお気軽にお問い合わせください！