『ザ・プロレス本』をお譲りして頂きました。

茨城県つくば市にお住いのお客様からご依頼を頂き、書籍をお譲りして頂きました。

今回のお客様は格闘技の観戦がご趣味とのことで、買取希望の書籍も格闘技関連の書籍が多くありました。
中でもプロレスが特にお好きで、雑誌やムック本の他にも、レスラーの自伝や告白本などがプロレス全盛期に出版されたものから最近のものまで幅広くございました。

プロレス関連の書籍は、ここ最近のプロレスブームの再燃から過去のブーム時に発行された書籍も再評価され始め、古書市場での取引も増えてきている印象です。
発行から年数が経っていても当時の熱狂ぶりなどが感じられるところは、リアルタイムで経験していない方にも惹かれるところなのではないでしょうか

今回お譲りして頂いた書籍の中から、私が注目したご紹介したい書籍は『ザ・プロレス本 10冊セット』です。

本書は、ベースボールマガジン社から1990年代前半に発行された書籍で、記者の観戦記やレスラーとの対談、プロレスに関するクイズなどがまとめられたシリーズ作品です。

著者のひとりにいるターザン山本さんは、同じくベースボールマガジン社発行の雑誌『週刊プロレス』の編集長を務めた経歴の持ち主で、当時のプロレスブームの火付け役の一人として有名な方ですね

その他の著者にも、海外レスラーとの独自のコネクションから様々な団体の運営にも携わっていたプロレス研究家の流智美さんや、アメリカのプロレス団体・WWEの解説などを務めている評論家の斎藤文彦さんなど、幅広い日本のプロレス業界の関係者が名を連ねている面白いシリーズです。

２巻の『猪木はどっちだ！！』は、ターザン山本さんと北斗晶さんの対談ですが、今でこそタレントのイメージが強い北斗晶さんも、全女時代は「デンジャラスクイーン」の愛称で女子プロレス最強の一人と言われていましたね

現在のプロレスももちろん面白いですが、最近プロレスファンになった方も昭和から平成にかけてのプロレスブームの雰囲気を味わえるこんな書籍で歴史を感じてみるのも面白いかもしれませんね(*^^*)

みつばち書店では、格闘技に限らず、スポーツ関連の書籍は幅広く取り扱い可能となっております。
雑誌なども買取対象ですので、お気軽にお問い合わせください！