『モースの見た日本』をお譲りして頂きました。

  • モースの見た日本 表紙
買取品目
歴史書
買取方法宅配買取
お住まい東京都 渋谷区 広尾
最寄り駅広尾

※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。

スタッフからのコメント

東京都渋谷区広尾のお客様より、宅配買取を利用して書籍をお譲りして頂きました。

今回のお客様は、長年買い揃えてきた書籍のために本棚が一杯になってしまった為、読まなくなってだいぶ経つ書籍の処分をするために古書店を探していたところ、当店の宅配買取の手軽さに惹かれて、ご相談をくださいました。

ご家族揃って読書家で、それぞれが趣味が違うため幅広いジャンルを持っているので、ジャンルを問わずに扱っているところも決め手のひとつだったそうです。

実際に送って頂きました書籍は、メールでのお話の通り、ジャンルや年代を問わず幅広く、中には現在では珍しい書籍も含まれていて、貴重な書籍をいくつもお譲りして頂け、買取金額にも満足して頂けて、良い買取となりました。

今回お譲りして頂いた書籍から、ご紹介する一冊は『モース・コレクション 日本民具編 モースの見た日本』です。

モースの見た日本 表紙

本書は、アメリカの動物学者のエドワード・モースが3度に渡る来日の際に収集した日本にまつわる多彩な品々「モースコレクション」を、当時の日記や図版などを交え紹介した書籍です。

モースの見た日本 内容1

モースの見た日本 内容2

モースの見た日本 内容3

エドワード・モースは、1877年に動物学者として研究のために初めて来日し、東京大学のお雇い教授に就任し、大学の社会的・国際的姿勢の確立に尽力しました。

また、東京都品川区・大田区にある「大森貝塚」を発見したことでも有名で、この貝塚は別名「モース貝塚」とも呼ばれています。

モースは、3度に渡り日本を訪れていますが、日本の庶民の暮らしや心根に惹かれ、通算約4年間の間に全国を旅して、特に東京の下町をこよなく愛していたそうです。
そんなモースは、庶民の日常を示す様々な民具や陶器を収集していて、全米最古の博物館といわれるピーボディー・エセックス博物館には、その「モースコレクション」が数万点規模で収蔵されているそうです。
そのコレクションには、現代ではすでに消えてしまったあらゆる種類の生活用具も含まれていて、本書では百年以上前の日本の暮らしを感じることが出来ます。

最近では、東京オリンピック・パラリンピックで来日した外国人選手や記者などからの日本への印象が報道されていましたが、外国の方から見た日本がどのように見えているのかを知るのは、普段はなかなか気づかない新しい発見があって面白く感じますね。


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