機関誌『普請研究』を買い取りしました。

  • 普請研究 まとめ
  • 普請研究 表紙
  • 普請研究 内容
  • 普請研究 奥付
買取品目
建築史・技術史機関誌
買取方法 出張買取
お住まい神奈川県 川崎市高津区
最寄り駅 溝ノ口

※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。

スタッフからのコメント

神奈川県川崎市にお住まいのお客様宅へ、書籍の出張買い取りにお伺いしました。

今回の買取査定のご依頼者様は、増えすぎてしまった書籍で埋まっている本棚に、新しく迎える書籍のためのスペースを作るため、長年本棚に眠っているコレクションの整理をしたいと、当店へ売却のご相談をくださいました。

愛読されてきた本ばかりとのことでしたが、1冊1冊丁寧に拝見して買取可否と買取金額をご案内して、しっかりと納得して頂き、お引き取り致しました(*´`*)

この度は、大事にされてきた書籍の新しい門出のお手伝いが出来たことを嬉しく思います。


今回お譲りして頂いた書籍の中には、一般の書店では販売されなかった貴重な書籍も含まれていました。
その中から今回ご紹介する作品は、『普請研究』です。

普請研究 まとめ

こちらの書籍は、過去に普請帳研究会が刊行していた機関誌で、建築史、文化財建造物の修復、伝統的な大工技術の意匠や仕様を読み解くうえで、極めて高い学術的価値を持つ伝説的な建築史・技術史の機関誌です。

普請研究 表紙

1982年から92年の10年の間に刊行された全40号の中から、今回は20冊をセットでお譲りして頂きました ( ᴗ̤ .̮ ᴗ̤人)

『普請研究』は、建築史家である宮澤智士氏や、桂離宮の「昭和大修理」などで技術指導を行った伝説的な大工である田中文男氏らが中心となり発足した「普請帳研究会」から刊行されました。

普請帳研究会では、伝統建築が建てられた際、あるいは修理された際の仕様書や会計録である「普請帳(ふしんちょう)」といった一次史料を緻密に読み解き、実際の社寺建築や民家の修理工事現場での調査を結びつける研究活動を展開しました。

普請研究 内容

本書は、その研究成果や建築をめぐる濃密な議論を世に発信するための機関誌として誕生しました。
単なる文献史学としての建築史にとどまらず、現場の職人技術や材料の視点が常に織り交ぜられ、研究者のみならず、伝統木造建築に関わる設計者・大工の間で今なお極めて高く評価されています(*゚0゚*)

普請研究 奥付

また、この書籍は普請帳研究会の活動趣旨に賛同した研究者、建築家、大工・職人などが会員となり、会費を支払うことで年に数回直接郵送されるシステムで頒布されていたようで、かなり流通数が限られている貴重な書籍となっています。

ただ、研究会はあくまで宮澤智士氏や田中文男氏らが「学際的に古建築や生産技術を究明する」ために作った私的な研究グループ(同人・ミニコミ組織に近い性質)で、商業的な利益を目的としたグループではなかったので、その流通システムのおかげで、商業誌のように広告に依存せず、100%専門的な尖った内容を維持することが出来た面もあります。

結果として、刷り部数(発行部数)自体が非常に少なかったため、完結から時間が経った現在では市場に出回る数が極めて少なく、古書の世界で幻の名著として扱われる理由にもなっています( ˘ω ˘ *)


みつばち書店では、限られたグループ間で刊行していた機関誌のような、特殊な流通事情で発行された書籍も買い取りの対象となっています。
書籍の買い取りに特化した専門のスタッフが、1冊ずつ丁寧に査定して買い取り対応致しますので、大事なコレクションの整理をお考え中の方はぜひみつばち書店までお気軽にお問い合わせください( • ̀ω•́  )

【神奈川県 川崎市高津区】

お客様費用負担0円

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