『小学生新聞に見る 戦時下の子供たち』を買取りしました。
| 買取品目 | |
|---|---|
| 歴史資料集 | |
| 買取方法 | 宅配買取 |
| お住まい | 宮城県 利府町 |
| 最寄り駅 | 利府 |
※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。
スタッフからのコメント
宮城県利府町にお住まいのお客様より、書籍を買取りしました。
今回書籍の買取りのご依頼をくださったお客様は、数年前に亡くなられたお父様の遺品の書籍の買取をお願いしたいと、当店へお問い合わせをくださいました。
お父様は、歴史や郷土史の研究が趣味で、買取希望の書籍は歴史小説や時代小説などの文芸作品と、歴史資料などの専門書があるとのことでした。
お客様は「自分は書籍の価値がわからないけど、父が大事にしていたものなのでしっかりと査定して買い取ってもらいたい」とのご希望でしたので、いつも以上に気合を入れて拝見させて頂きました( ・`ω・´)
蔵書の構成は、昭和後期から平成初期に発行された文芸作品が中心でしたが、併せて査定させて頂きました専門性の高い歴史資料は珍しい作品がいくつか含まれていました。
大事にされてきたというお言葉の通り、どの書籍も発行からの年数を考慮しますと状態がキレイに保たれていたこともあり、高評価でお引き受けさせて頂きました(⁎•ᴗ‹。)
この度は、みつばち書店の買取査定をご利用して頂き、ありがとうございました!
今回お譲りして頂きました書籍の中から、ご紹介したい作品は『小学生新聞に見る 戦時下の子供たち』です。

本書は、1991年に日本図書センターより刊行された書籍で、今回は全3巻をセットで外装函に入った状態でお譲りして頂きました( *´∀` )b

戦時下(昭和10年代)の日本の子供たちが実際に読んでいた新聞記事を資料として収集・再録し、当時の社会や生活の実態、そして子供たちに植え付けられた思想を読み解くことを目的とした貴重な歴史資料集です。
当時の子供向け新聞『日本小学生新聞』『東日小学生新聞』『少国民新聞』から記事、漫画、童話などを、紙面そのままの形や、記事の要約・抜粋という形で収録していて、子供たちが実際に目にしていた情報や、当時の社会状況、そして国策(軍国主義教育など)がどのように反映されていたのかを知るための一次資料としての価値も評価されています。
また、単に勇ましい内容ばかりでなく、物資不足による影響、高物価、学校教育、伝染病の問題、非行・犯罪など、政治や軍事に偏らず、子供の生活全般を総合的に展望できる記事も取り上げていますφ(•ᴗ•๑)
この書籍は、大人の視点から書かれた戦記や歴史書とは異なり、戦時下の「子供たちの目線」に近い情報源を資料として提供することで、当時の日本の世相と、子供たちへの影響を具体的に知るための、研究者や教育関係者にとって非常に価値の高い資料となっています( ˙꒳˙ )
みつばち書店では、随時買取査定のご予約を承っております。
宅配買取だけでなく、ご自宅等への出張買取にも対応しておりますので、書籍の売却をご検討中の方はお気軽にお問い合わせください୧(⑉•̀ㅁ•́⑉)૭✧
【宮城県 利府町】
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