『新編 バベルの図書館』をお譲りして頂きました。

新潟県柏崎市にお住まいのご依頼者様より、書籍をお譲りして頂きました。

今回買い取り査定のお問い合わせをくださったご依頼者は、増えすぎてしまった書籍で本棚が一杯になってしまったため、読んでいない書籍を買い取って欲しいと、当店にご相談をくださいました。
お問い合わせのメールに、査定を希望される書籍の画像が添付されていて、買い取り対応が可能だと判断して、今回は宅配便を利用して買い取りさせて頂きましたヽ(｡•  –｡)

送って頂きました書籍は、全集などのセットの作品が中心で、どの作品もしっかりと揃っていて、コンディションも良好でしたので、高評価でお引き取りさせて頂きました。

この度は、みつばち書店の宅配買取をご利用してくださり、ありがとうございました(*˘︶˘人)

今回お譲りして頂きました書籍の中から、ご紹介する作品は『バベルの図書館』です。

こちらの書籍は、アルゼンチンの文豪ホルヘ・ルイス・ボルヘスが編集・選定し、各巻に序文を付した世界文学全集の日本語版です。

今回は、2012-13年にかけて国書刊行会から発行された「新編」の全6巻をセットでお譲りして頂きました。

『バベルの図書館』は、ボルヘス自身の文学観や「迷宮・鏡・円環」といったテーマへの嗜好が反映された、幻想的で夢と驚異に満ちた作品群が選ばれています。

世界各地の短編小説を中心に構成され、ポーやカフカといった大作家から、ダンセイニ卿、アーサー・マッケンなど異色の作家も含まれています。
作品も、『千夜一夜物語』や中国の『聊斎志異』など、幅広いジャンルが収録され、一般的な文学全集には収録されないような珍しい作品も多く含まれているのが最大の魅力です(*^ω^*)

元々本書は、1988-92年にかけて同じく国書刊行会から全30巻で刊行された叢書で、今回お譲りして頂きました「新編」は全6巻で、各巻に国や地域ごとに作品がまとめられていて、旧版よりもコンパクトな点も魅力的です。

このシリーズは、単なる文学全集としてだけでなく、ボルヘスという一人の「読者」による個人的なセレクションとして非常に高い評価を受けています(๑•̀᎑<๑)و　

文学全集や作家全集などは、作品によっては中古市場に在庫が豊富にあり、買い取りをお断りする場合がありますが、今回のような少し変わった趣向の叢書は需要が少ない反面、流通数が少なく希少価値が高いので、査定時の評価もプラスになります。

もちろん、状態などによっては買取可否・買取金額は変わってきますので、詳しいご案内をご希望であればお気軽にみつばち書店までお問い合わせください（* ᴗ ᴗ)⁾⁾

【新潟県 柏崎市】