『保田龍門・保田春彦 往復書簡 1958-1965』を買取しました。
| 買取品目 | |
|---|---|
| 美術書 | |
| 買取方法 | 宅配買取 |
| お住まい | 茨城県 笠間市 |
| 最寄り駅 | 笠間 |
※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。
スタッフからのコメント
茨城県笠間市にお住まいのお客様より、書籍を買取しました。
今回買取査定のご依頼をくださいましたお客様は、ご自宅の掃除のため不要な書籍を売却したいと、当店へお問い合わせをくださいました。
書籍の売却に、古書店への持ち込み買取は大変そうで悩んでいたところ、当店の宅配買取を見つけ興味を持ちお問い合わせをくださったそうで、今回は書籍を送って頂き査定を行いました(๑•ᴗ•๑)
お譲りして頂いた書籍は、発行からの年数が比較的浅い書籍が多く、どの作品も状態が良かったため、高評価で買取させて頂きました(●´∇`)p
この度は、みつばち書店の宅配買取をお選び頂き、ありがとうございました!
今回お譲りして頂いた書籍の中から、ご紹介したい一冊は『保田龍門・保田春彦 往復書簡 1958-1965』です。

こちらの書籍は、2013年に武蔵野美術大学出版局から発行された書籍で、日本の現代彫刻史において重要な位置を占める父子二代の彫刻家、保田龍門と保田春彦が交わした私信を収録した、大変貴重なドキュメンタリー書籍です。
父子の書簡は、息子である保田春彦がパリへ留学したことを機に、日本にいる父・龍門との間で交わされた往復書簡で、単なる家族間の手紙に留まらず、芸術家としての普遍的な葛藤も綴られています。
1950年代後半から60年代にかけての、パリ、ローマ、大阪という3つの場所を繋ぐことで、当時の日本と海外の美術界の空気の違いや、戦後の現代彫刻が形成されていく様子を、当事者の生の声として知ることが出来る貴重な史料としての価値が高く評価されています。
また、二人の彫刻家がどのような思想や信念を持って制作に臨んでいたのか、その精神的な源泉を理解するための重要な手がかりとなって、保田芸術の背景理解の助けとなる一冊でもあります“φ(・ω・。)
この書籍は、一般に流通している通常版と、限定80部発行の極めて貴重な限定版(特装版)の2種類が発行されましたが、今回お譲りして頂いたのが限定版だった点も、高評価のポイントでした(>᎑<`๑)♡

この限定版には、保田春彦氏本人が手書きした新作素描(デッサン)が付属していましたが、そちらもしっかりと残っていました(˶ᵔ ᵕ ᵔ˶)
みつばち書店では、市場に出回ることが少ない限定発行の希少な書籍の買取も承っております。
ご相談の際は、ホームページに用意しています専用のメールフォームをぜひご活用ください(*ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾
【茨城県 笠間市】






