『相対会研究報告書』を買取りしました。
買取品目 | |
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社会学書 | |
買取方法 | 出張買取 |
お住まい | 千葉県 千葉市若葉区 御成台・都賀の台 |
最寄り駅 | 都賀 |
※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。
スタッフからのコメント
千葉県千葉市にお住まいのお客様のご自宅へ、書籍の出張買取にお邪魔しました。
今回のご依頼者様は、ご自宅の整理をした際に出た読まなくなって久しい書籍をまとめて売却したいと、当店に買取査定のご依頼をくださいました。
また、ご自宅には数年前に亡くなられたお父様が遺された書籍もあり、併せて査定をお願いしたいとのお話を頂き、今回は直接ご自宅へお邪魔して査定を行いました=͟͟͞͞(๑•̀ㅁ•́ฅ✧
読書が趣味で、過去には年間数百冊ほど購入されていたというご依頼者様の蔵書はかなりの冊数で、ジャンルも多岐に渡っていて中には専門的な珍しい作品もいくつかありました。
運び出しも含めてお時間を頂戴しましたが、買取金額に満足して頂けて、当店も大量の書籍を一度にお譲りして頂けて大変ありがたい買取査定でした⸜(*ˊᵕˋ*)⸝
この度は、みつばち書店の出張買取をお選び頂き、ありがとうございました!
今回お譲りして頂いた書籍の中から、ご紹介したいお品は『相対会研究報告書』です。
こちらの書籍は、大正時代に性の研究を目的として設立された「相対会」から発行された書籍で、相対会の創設者である小倉清三郎が中心となって、性に関する研究成果をまとめた報告書です。
もともとは大正から昭和初期にかけて刊行されたものですが、今回お譲りして頂いたものは戦後になってから全34巻にまとめられ復刻出版されたものでした。
今回は全34巻に加えて、目録2冊の計36冊をセットでお譲りして頂けました(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑
相対会は、日本の性科学者・社会運動家である小倉清三郎が大正時代に設立した組織で、当時タブー視されていた性について、非科学的な通念を排し、科学的かつ真摯な態度で研究を行うことを目的としていました。
機関誌である『相対』では、購読者である会員から寄せられた、赤裸々な性に関する体験談や記録を収録して発刊していましたが、その活動は当時の風紀や倫理観と衝突し、官憲から弾圧を受けるなど、波乱の歴史をたどりましたが、日本の性科学史において特筆すべき存在とされています( ー̀ωー́ ).。oஇ
元版は、非売品として会員にのみ配布されていた会報のようなものでしたが、復刻出版された本書により、多くの研究者や読者が容易に手に取ることが出来るようになり、単なる性体験の記録集ではなく、当時の日本の性科学・社会学における重要なテキストとして、今日でも研究対象となっている貴重な書籍です。
みつばち書店では、社会学書や学術書などの専門的な内容の書籍も買取り対象です。
どんな書籍でも、丁寧に査定して買取り金額をご提示させて頂きますので、詳しいご案内をご希望であればお気軽にお問い合わせください(•ᵕᴗᵕ•)⁾⁾
【千葉県 千葉市若葉区 御成台・都賀の台】