『画本 西遊記』を買い取りしました。

山形県天童市にお住まいのお客様より、書籍を買い取りしました。

今回の買取査定のご依頼内容は、過去に買い集めてきたコミック本の整理のため、買い取りをお願いしたいとのお問い合わせでした。
お客様はご家族揃って漫画がお好きで、かなりの冊数がある蔵書の中から、今回はその一部を宅配便で送って頂いて査定を行いました(* >ω･)ﾉ

実際に拝見しましたコミック本は、1980年代頃に発行された作品から、割と最近に発行された作品まで幅広く、ジャンルも様々ありました。
発行から年数が経っている作品は、相応の経年劣化がありましたが通読に支障はなく、全巻しっかりと揃っていることなどを評価して、買い取りさせて頂きました(ˊ˘ˋ* )♡

この度は、みつばち書店の宅配買取のご利用、ありがとうございました！

今回お譲りして頂いたコミック本の中には、少し珍しい作品もいくつか含まれていました。
その中から、今回ご紹介する作品は『画本 西遊記』です。

こちらの作品は、1983年に中央公論社より刊行された作品で、中国の古典「西遊記」を中国文学者である村松暎による文章と絵で表現した書籍です。

今回は、全6巻セットでお譲りして頂けたため、高評価で買い取りしました( ᴗ̤ .̮ ᴗ̤人) 

本書は、タイトルの通り文章と絵が一体となった「画本」の形式をとっていて、コミック本というよりは絵本に分類されるかもしれません。

著者の村松暎は、中国文学者でありながら画家としても知られていて、彼自身の手による独特なタッチの挿絵が、物語の世界観を豊かに表現していて、原作の壮大な物語を視覚的に楽しめる点が高く評価されています。

また、中国文学者ならではの、彼自身の解釈に基き再構成された物語は、原作の持つユーモアや深みを損なうこと無く、文章も非常に読みやすいことから、現代の読者でも親しみやすい内容になっています(⁎•ᴗ‹｡)

西遊記は、日本だけでもいくつも翻訳・翻案作品がありますが、物語の面白さと、村松暎の絵の美しさや芸術性を同時に楽しめる本作は、西遊記ファンであれば一読の価値があるのではないでしょうか。

みつばち書店のコミック本買い取りは、最新の話題作から過去の名作までどんな作品でも大歓迎です。
冊数が増えがちなコミック本ですが、エリアによっては直接お引き取りにも対応しておりますので、詳しいご案内をご希望であればお気軽にお問い合わせください(人˘ ˘*)

【山形県 天童市】