『フランクリン・ライブラリー』をお譲りして頂きました。

山形県酒田市にお住まいのお客様より、書籍をお譲りして頂きました。

今回の買取査定のご依頼者様は、過去に買い集めてきた書籍を売却したいとお問い合わせをくださいました。
若い頃から読書がお好きで、かなり費用と労力をかけて集めたコレクションだったそうですが、年齢を重ねて読書をする時間が減り、読まないで保管しているだけの本が増えていることに悩んでいたそうです。

どうせ手放すのであれば大事に読んで欲しいと考え、寄付や寄贈も考えたそうですが、受け入れてくれる施設や団体が見つからず、当店にご相談をくださったとのことで、大事なコレクションの売却先に選んで頂けて大変光栄でした(* ˊᵕˋㅅ)

この度は、みつばち書店の買取査定をご利用してくだり、ありがとうございました！

今回お譲りして頂きました書籍の中から、私が注目したご紹介したい作品は『フランクリン・ライブラリー』です。

こちらの書籍は、アメリカの通販会社フランクリン・ミント社の出版部門が刊行していた豪華装丁本シリーズで、今回は1983年に刊行が開始された日本語版の全50巻をセットでお譲りして頂きました(｡˃ ᵕ ˂。)

この書籍を刊行したフランクリン・ミント社は、コレクター向けの商品を扱う通販会社で、この『フランクリン・ライブラリー』も豪華な装丁が特徴です。
表紙が本物の皮で装丁されていて、一冊ごとに異なる凝った金色のデザインが施されています。

また、本の小口と天地が金で塗られている「三方金」が施され、これは洋書の豪華本に伝統的に用いられていて、開いた時にも美しく輝きます。
上質な素材と手の込んだ製本方法により、一冊一冊に重厚感があり、所有欲を満たす書籍です。

そのこだわりから、1冊あたり2万円近くしたかなり高価なシリーズですが、日本語版が販売された1980年代の日本はバブル期で、書斎の本棚を豪華に飾りたい富裕層などの需要を応える形で人気を博したそうです(º ﾛ º๑)

現在の出版業界では、このような手間とコストをかけた書籍が発行されることがほとんど無いので、当時の好景気を背景とした豪華な出版文化を象徴する存在として根強い人気で、古書市場やオークションサイトで頻繁に取引が行われていますので、全巻セットということなども評価して高価買取させて頂きました(｡˃ ᵕ ˂ *)

全集などの複数巻からなる書籍の買取では、書籍のコンディションはもちろん、全巻揃っているかなど、あらゆる点を確認して買取可否と買取金額をご提示しております。
丁寧な査定で、お客様に損の無い買取を心がけておりますので、大事な書籍の売却先にお悩みであればぜひ「みつばち書店」をお選びください(๑و•̀ω•́)و✧

【山形県　酒田市】