VHS『にっかつ 名作映画館 ロマンシリーズ』を買受しました。

神奈川県川崎市にお住まいのお客様のご自宅へ、不用品の出張買取にお邪魔しました。

今回の買取査定のご依頼は、ご実家の遺品整理の際に出た不用品をまとめて買い取って欲しいとのご相談で、お父様の遺された書籍や骨董品、趣味のお品などの買取でした。
遺品の中には、成人向けの作品も含まれていて、売却のため店舗に持ち込むことに躊躇していたところ、当店の出張買取を見つけてご連絡をくださったとのことでした(*-ω人)

当店では、遺品整理に伴う買取のご依頼を頻繁に頂きますが、遺品の中に成人向けの作品が含まれていて処分に困っているというご相談が結構あります。
そのような書籍を売るのが恥ずかしいという方がいますが、当店では普段から大量に扱っていて慣れていますので、特に気にする必要はありません。

お客様のプライバシーに配慮して、出張買取では運び出しの際に中身が見えないように梱包するなど、丁寧に対応させて頂きますので、お気軽にご相談ください( • ̀ω•́  )

今回お譲りして頂きましたお品の中から、ご紹介するお品は『にっかつ 名作映画館 ロマンシリーズ』のVHSです。

こちらは、日活が制作・配給した成人映画レーベル「日活ロマンポルノ」のVHSシリーズで、今回は30本をセットでお譲りして頂きました。

「日活ロマンポルノ」は、1971年から1988年にかけて日活が制作・配給していて、当時経営難に陥っていた日活が一般映画の制作を縮小する中で、専属の監督や脚本家などの才能を活かす場として始まったそうです。

「制作費は1000万円以内」という金銭面の制約の他、「10分に１回性描写のシーンを入れる」「上映時間は70分前後」といった独自のルールを設けていましたが、その厳しい制約が却って創造性を刺激して、ユニークな作品を多く生み出す原動力となり、多様なジャンルを生み出しました。

ラブストーリーはもちろん、サスペンスやホラー、コメディの他、当時の日本の社会情勢、風俗などの世相を反映した社会派ドラマなど、様々なジャンルが性描写と融合していて、中には芸術性の高い作品もあり、後に日本映画界を牽引する監督の原点となった作品も多数存在します( ˘ω ˘ *)

経営難の日活と、日本映画界を救った商業的な成功だけでなく、多くの才能を育み、日本映画に新たな潮流を生み出し、近年では重要な映画文化として再評価され、過去の名作の特集上映やリブート企画として新作が製作されるなど、再び注目されています。

みつばち書店では、成人向けの書籍や映像作品の買取も承っております。
男性向けに限らず、女性向けの作品でも問題なく取り扱い可能ですので、お気軽にお問い合わせください(*｀･ω･´)ﾉ
（法令に抵触するお品に関しては、お引き取りをお断りしておりますので、あらかじめご了承ください）

【神奈川県 川崎市川崎区】