『大日本地誌大系』を買い取りしました。

茨城県神栖市にお住まいのお客様より、書籍を買い取りしました。

今回の買い取り査定のご依頼は、数年前に亡くなられたお父様の遺品の書籍の買い取りをお願いしたいとのご依頼内容でした。
査定希望の書籍は、ご実家に保管していてかなりの冊数になるとのことで、今回はお客様に立会をお願いして、ご実家に直接お邪魔して査定を行わせて頂きました(*ᴗˬᴗ)⁾⁾⁾

お父様は、趣味で歴史を研究していたほど歴史がお好きだったそうで、日本史の歴史書や歴史資料などの専門的な書籍が蔵書の中心でした。

また、歴史に関連して同時に研究していたのか、地理に関する書籍もかなりの冊数残されていました。

その中の一部から、今回ご紹介する作品は『大日本地誌大系』です。

こちらの書籍は、雄山閣から刊行された江戸時代の地誌をまとめた叢書で、今回はその中の『新編武蔵国風土記稿』の12巻と『新編相模国風土記稿』の6巻、計18冊をセットでお譲りして頂きました。

『大日本地誌大系』は、元々大正時代に大日本地誌大系刊行会から発行された叢書で、お譲りして頂いた雄山閣版など異なる版がいくつか刊行されていて、今回のものは第二次世界大戦後に再刊されたものでした。

全巻で40冊にもなる大ボリュームの叢書で、今回はその中の18冊のみと不揃いではありましたが、武蔵・相模の巻に関してはしっかりと揃っていたこともあり、買い取り対応させて頂きました(๑•̀᎑<๑)و

当店では、歴史や地理に関する書籍の買い取りのご依頼を頻繁に頂きますが、本書のような「地誌」は目にする機会が少なくかなり珍しいと思います。
内容が専門的のため、需要はとても少なくあまり一般的とは言えないジャンルではありますが、その分流通数が少ないので、希少性が高い貴重な書籍のため、お譲りして頂けて大変有り難かったです(ㅅ´ ˘ `)

みつばち書店では、この作品のような珍しい書籍でも丁寧に査定して買い取り金額をご提示させて頂きます。
宅配便を利用しての査定もご用意しておりますので、遠方にお住まいの方も遠慮なくお問い合わせください (๑و•̀ω•́)و✧