『森有正全集』をセットでお譲りして頂きました。
買取品目 | |
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全集、思想書 | |
買取方法 | 出張買取 |
お住まい | 千葉県 鴨川市 |
最寄り駅 | 安房鴨川 |
※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。
スタッフからのコメント
千葉県鴨川市にお住まいのお客様のご自宅へ、書籍の出張買取にお邪魔しました。
今回ご依頼をくださったお客様は、終活の一環でご自宅の整理を進めていて、読まなくなった不要な書籍をまとめて処分したいので買取をお願いしたいと、当店へお問い合わせをくださいました。
読んでいない本なので、値段が付かない書籍も可能であれば引取って欲しいとのご要望でしたので、今回はご自宅へお邪魔して査定を行わせて頂きました∠(`・ω・´)
査定をさせて頂いた書籍は、小説などの文芸作品が中心でしたが、少なかったですが珍しい思想関連の書籍がありました。
思想関連の書籍は、基本的に内容が頻繁に変わらないため流行り廃りが少なく、発行から年数が経っている作品でも大きく値崩れしない傾向が強いジャンルです。
当然、文芸作品に比べてしまうと需要は少ないですが、その分流通数が少なく希少性が高い作品は、古書市場でも高値で取引されていますφ(´・ω・`)
今回お譲りして頂いた書籍も、専門性が高い珍しい作品で、発行からの年数を考慮すると保管状態が良く、高評価で買取させて頂きました。
この度は、みつばち書店の買取査定をご利用して頂き、ありがとうございました(*´˘`*)♡ꀿªᵖᵖᵞ˚❁。.・
今回買取しました書籍の中から、ご紹介したい作品は『森有正全集』です。
こちらの全集は、1978年から82年にかけて筑摩書房より刊行された、日本の哲学者・森有正の著作をまとめた全集で、今回は全14巻と補巻の15冊をセットでお譲りして頂きました。
全巻外函に入れて保管されていたそうで、外函には焼けとシミ、帯にスレなど傷みはありましたが、経年相応のものだと思いますし、書籍本体はかなり綺麗な状態でしたため、高評価で買取対応させて頂きました(๑•̀ •́)وイイネ✧.゚
月報も付属されていたことも、高評価のポイントでした(¯꒳¯d)
森有正は、哲学者として第二次世界大戦後にフランスへ留学し、デカルトやパスカルの研究を続け、そのままパリに留まり、パリ大学で日本語と日本文化を教えていました。
長い海外生活の中での西欧文化との接触で得た経験を基にした『バビロンの流れのほとりにて』や『遥かなノートル・ダム』などは、思想書でありながらエッセイのようで読みやすくなっています。
本全集には、そんな代表作と言える作品のほか、創作の内面を垣間見れる日記も収録されているので、森有正の思想に興味があればマストバイと言ってもいい全集なのではないでしょうか∗´ㅅ`)”
みつばち書店では、全集などのセットの作品のまとめ買取を強化しております。
スタッフ一同、お問い合わせをお待ちしております٩(๑•o•๑)و