「日本鍛冶紀行」の書籍などを買い取らせていただきました。

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買取品目
ムック本
買取方法出張買取
お住まい茨城県 水戸市

※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。

スタッフからのコメント

茨城県水戸市のお客様より美術書、年代物週刊誌、ペナントなどを買い取りしました。

お客様のご自宅を整理したいとのことで、ご連絡をいただきました。お部屋には様々な古書や古い週刊誌があり、観光地の名所が書かれたペナントもありました。富士山、高尾山、河口湖、日光など当時訪れた記念に買い求められたそうで、今はペナントを販売しているお店を見たことがないと話されました。調べてみると1940年後半から観光地の土産物店で販売され一大ブームになったそうです。その後、お土産が多様化したことから90年代には販売を終了しているようで2000年代に入ると確かに見る機会がないように感じます。当時観光に訪れた証明書ではありませんが、ペナントから当時楽しかった記憶が蘇る素敵なアイテムなのですね。お客様は、週刊誌を収集していたとのことで年代を感じさせる写真や表紙が昔にタイムスリップしたような感じがしました。

今回、おすすめしたい本は「日本鍛冶紀行」です。2007年版です。鍛冶屋さんの素晴らしい作品と火入れや作品を作り上げる風景等が紹介されています。鍛冶屋さんというと昔の職業と言われそうですが、刀だけを作るわけではない現在、鉄の加工や刃物を作る方々を鍛冶職人さんというそうです。この人たちを野鍛冶というそうです。ことわざや慣用句もこの鍛冶屋さんからくるものも多いようです。「下手な鍛冶屋も一度は名剣」未熟者も、たくさんの仕事、経験の中には、偶然とはいえうまくいくことがあると解釈されます。まさに職人の世界なのです。努力が積み重なって偶然が必然にかわり名工になるのですね。ちなみに、岐阜県関市は刀鍛冶の理想的な水と土や炭がそろい、刃物の街として鎌倉時代から栄えてきました。岐阜県刃物会館には、刃物を展示紹介しています。折れず、曲がらず、よく切れる関の刃物は有名ですね。
日本鍛冶紀行を読んで鍛冶の世界に触れ美術品に酔いしれて、有名な関の刃物を見ながら鍛冶職人が作る匠の技を是非堪能したいものです。

みつばち書店では、出張買取査定のご予約を承っております。書籍・DVD・CD・ゲーム機器・ゲームソフト・アニメグッズ・フィギュア、他にもご不要になりました日用品、お着物・雑貨、おもちゃなどの買い取りも致します。古書などコンディションが…と思われる状態の本でも大丈夫です。処分をお考えの前に査定買い取りをご利用下さい。箱詰めはスタッフが行いますので、そのままで結構です。是非お気軽にご相談くださいませ。

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