『現代定石活用辞典』を上中下巻セットで買取しました。

千葉県浦安市にお住まいのお客様のご自宅へ、書籍の出張買取にお邪魔しました。

今回買取査定のご依頼をくださったお客様は多彩な趣味をお持ちの方で、趣味の参考のために集めてきたという書籍のお引き取りのご依頼でした。
長い期間をかけて買い集めてきた蔵書はかなりの冊数に上るとのことでしたので、今回はご自宅へ直接お邪魔して査定をさせて頂きました٩(๑•̀ω•́๑)۶

多くの趣味の中でも、特に力を入れているのが囲碁だとのことで、大会にも参加していてアマチュアの段をお持ちなほどお好きだそうで、囲碁に関連した書籍の冊数が多めでした。
戦略書や詰碁など中・上級者向けの書籍から、雑誌などを併せてお譲りして頂きました(๑·̀·́)و ✧

その中から、今回ご紹介する作品は『現代定石活用辞典』です。

こちらの書籍は、1976年に誠文堂新光社から刊行された囲碁の定石本です。

今回は、上中下巻の三冊をセットでお譲りして頂きました(๑•̀᎑<๑)و

本書の著者・呉清源は、華やかで自由な棋風と圧倒的な強さで「碁の神様」とも呼ばれ人気を博し、木谷實と共に「新布石」と呼ばれる新しい囲碁のスタイルを発表し従来の定石を一変させ、その他にも数々の新手法を生み出しています。

後進の育成にも力を尽くし、打碁集や布石に関する著作も数多く出版していて、今なお古書市場でも頻繁に取引されている人気の棋士の著作ですので、今回は高評価で買取させて頂きましたd꒰•◡•〟꒱

囲碁に限らず、ボードゲーム関連の書籍は当店でも多く取り扱っておりますが、ルールの解説などの入門書が一番人気で数が多く珍しくない一方で、上級者向けになるほど読む方が減るため流通数が少なくなり、その分希少価値が高くなり、買取価格も上がる傾向です。

みつばち書店では、初心者向けから上級者向けまでどんな書籍でも買取対応可能ですので、処分をご検討している方はお気軽ご相談ください(*`･ω･´)ゞ