『決定版 三島由紀夫全集』を買い取りしました。

茨城県神栖市にお住まいのお客様のご自宅へ、書籍の出張買取にお邪魔しました。

今回買い取り査定のご依頼をくださったお客様は、ご自宅の大掃除をした際に出た不要な書籍の買取をお願いしたいと、当店へお問い合わせをくださいました。
査定を希望の書籍は、大雑把に数えて3000冊ほどになるとのことでしたので、今回は直接ご自宅へお邪魔して査定作業を行わせて頂きました( • ̀ω•́  )

実際に拝見しました蔵書は、日本人作家の文芸作品がジャンルを問わずかなりの冊数ありました。
また、作家全集や文学全集などのセット作品もいくつか含まれていて、それらも一緒に査定して買取させて頂きました。

発行年数にもかなり幅がありましたが、どの書籍も保管の仕方が良かったのか状態の良いものが多く、作業もスムーズに進められ、一度に大量の書籍をまとめて買い取ることが出来て大変ありがたかったです( ᴗ̤ .̮ ᴗ̤人) 

今回買取しました書籍の中から、私が注目したご紹介したい作品は『決定版 三島由紀夫全集』です。

こちらの書籍は、新潮社より2000年から2006年にかけて刊行された、三島由紀夫の著作を集めた全集です。

今回は、全42巻に加えて補巻と別巻、さらに全巻購入した方のみにプレゼントされた非売品の検索CD-ROMもセットでお譲りして頂けたため、高評価で買取させて頂きました。

タイトルに「決定版」と冠する通り、小説や戯曲の他、評論や創作ノート、新たに発見された未発表の作品まで網羅されていて、また41巻にはインタビューなどでの三島自身の肉声が収録されたCD、別巻は映画『憂国』のDVDが収録されていて、これさえ持っておけば間違いない全集となっています(*^ω^*)

三島由紀夫は、戦後の日本文学を代表する作家の一人として国内外を問わず高い人気の作家で、作品集も何度か刊行されていますが、2000年から刊行されたこちらの全集が現在では一番新しいため特に人気が高く、当店でも高価買取しております。

ただ、三島由紀夫の作品集は、古い版の作品でも人気が高い作品が多く、古書市場でも頻繁に取引がされています。
通常ですと古い版の全集は買取金額が下がってしまうので、作品によっては買取不可の場合もありますが、三島由紀夫に関してはそこまで値崩れしないところが少し特殊です…( ˘ω ˘ *)

みつばち書店では、大掃除やリフォーム、お引っ越しなどに伴う大量の買取のご相談も大歓迎です。
年間買取実績10万冊超で、書籍の査定には絶対の自信を持っておりますので、少しでもご興味ご関心があればお気軽にお問い合わせください(๑•̀ㅂ•́)و✧