『白洲正子全集』を買い取りしました。

千葉県大多喜町にお住まいのお客様からお問い合わせを頂き、書籍の出張買取にお邪魔しました。

今回買い取り査定のご依頼をくださったお客様は、近くご自宅のリフォームを控えていて不用品の整理を進めているそうで、読んでいない書籍の買取査定のお問い合わせをくださいました。

お問い合わせのメールでのお話で、国内外の作家の文芸作品を中心に買い集めてきて、お気に入りの作家は作品集や全集も揃えていたためかなりの冊数になるとのことでしたので、今回はご自宅へ直接お邪魔させて頂きました(*ᴗˬᴗ)⁾⁾⁾

実際に蔵書を拝見したところ、小説作品以外にも詩集やエッセイ集などの文芸作品も多くあり、年代もジャンルも幅広くお客様の読書好きがよく分かる内容でした(ˊ˘ˋ* )♡
大量の買取だったため、査定と書籍の運び出しに時間がかかってしまいましたが、お客様からは本棚がすっきりして、買取金額も予想していた以上で頼んでよかったと喜んで頂けました！

今回買取しました書籍の中から、ご紹介したい作品は『白洲正子全集』です。

こちらの作品は、日本の随筆家・白洲正子の作品集で、新潮社から2001年から2002年にかけて刊行された全集です。

今回は、対談集が収録されている別巻こそありませんでしたが、しっかりと全14巻が揃っていて、月報も付属されているなど書籍のコンディションも良好でしたので、高評価で買取させて頂きました(,,>᎑<,,)

白洲正子は華族の家系に生まれ、幼い頃から能を習い舞台も経験し、14歳ではアメリカに留学するなど、幼少期から様々な文化に触れ、豊かな知識と深い教養に裏打ちされた古典文学、工芸、骨董、自然などについての随筆を多数執筆し、作品は高い評価を受けています。

この全集は、読売文学賞を受賞した『かくれ里』や、独自の視点から百人一首を読み解いた『私の百人一首』、能の入門書の名作と言われる『お能の見方』などの代表作が網羅されていて、日本文化に興味のある方には一読の価値がある作品集となっています…(( ˘ω ˘ *))

みつばち書店では、リフォームやお引越しに伴う大量の買取にも対応しております。
全集や作品集などのセットの書籍の買取査定は、内容や状態によっては買取金額をおつけすること出来ない場合もありますが、当店ではお客様になるべく損の無いような査定を心がけておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい(๑•̀ㅂ•́)و