『戦前昭和歌謡 レコード』を買取しました。

千葉県市原市にお住まいのお客様のご自宅へ、出張買取にお邪魔しました。

今回買取査定のご依頼をくださったお客様は、ご自宅の蔵書の整理の為に書籍の買取をお願いしたいとのことで、ご自宅へお邪魔させて頂きました。
査定の際に、書籍以外にも引き取りが可能であれば一緒に見て欲しいとご相談を頂きましたので、併せて拝見させて頂きました୧(⑉•̀ㅁ•́⑉)૭✧

買取のご相談を頂いたお品は、数年前に亡くなられたご家族が遺されたアナログレコードでした。
再生機器を持っていないため、現在は全く聴かずに保管しているだけなので、どうせ手放すのであれば聴いてもらえる人の手に渡って欲しいとのお話でしたので、なるべくご希望に沿えるように査定致しました。

そんな今回お譲りして頂いたお品から、ご紹介したい作品は『戦前昭和歌謡』です。

こちらのアナログレコードは、タイトルの通り戦前に発表された歌謡曲をまとめたセット作品で、20枚240曲収録とかなりの大ボリュームのセットです( °∀° )

あまり聴いてこなかったのか、どの盤面にもキズや汚れもなくかなり綺麗な状態でした(｡•̀ᴗ-)b

また、付属の解説冊子もしっかりと残っていたことも高評価でした！

近年、音楽鑑賞といえばデジタル全盛で、配信やサブスクなどのストリーミング再生が主流となっていて、長く主流だったCDもその売上が大きく落ちているそうで、中古市場でもCDの買取はかなり厳しくなっています。

そんな中、アナログメディアであるレコードは、CDや配信などには無い独特の温かみや音のふくよかさなどが魅力となり、音楽ファンから再評価され始めています。
一説によると、アナログレコードにはCDなどのデジタル音源ではカットされている音の歪みやノイズがそのまま残っていて、理屈では聴こえないはずのその部分に自然の音質の理由があり、人間の耳に心地の良いものになっているそうです(( ˘ω ˘ *))

レコードは、録音環境や再生環境によっても大きく音質が異ってくるとも言われ、その分環境づくりなど手間をかけて音楽と向き合う必要があり、人によってはただ面倒なところも魅力のひとつとなっています。

また、最近ではSNSをきっかけにして昭和の歌謡曲が若者にも認知され、その魅力に気づき再流行していることもあり、このレコードの収録曲はそういったブームとは少し外れているかもしれませんが、戦前に流行した歌謡曲も現在の音楽とはまた違った魅力があるかもしれませんね(｀･ω･´)

みつばち書店では、アナログレコードも買取対応しております。
過去に収集していたけど現在は聴かなくなってしまったなど、お困りの際はお気軽にお問い合わせください！