『甲子夜話 20冊セット』を買い取りしました。

  • 甲子夜話 まとめ
  • 甲子夜話 書籍本体
買取品目
随筆集
買取方法出張買取
お住まい千葉県 松戸市
最寄り駅馬橋

※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。

スタッフからのコメント

千葉県松戸市にお住まいのお客様より、書籍を買い取りしました。

今回買い取り査定のご依頼をくださったお客様は、ご自宅の整理の際に大量に出てきた書籍の処分に、当店の出張買取を選んで頂きました。
冊数が大量にあり古書店への持ち込みが難しく、また蔵書のジャンルが多岐に渡っているためまとめて査定をしてくれるお店をお探しになり、当店に興味をもちご連絡をくださったそうです。

実際にご自宅にお伺いすると、ご依頼時のお話通りに大量の書籍がお部屋の本棚いっぱいにありました。
どの書籍も集めるのに苦労した大事にしてきた本なので、しっかりとした評価をしてくれる古書店に譲りたいとのご希望でしたので、査定のお時間をだいぶ頂いてしまいましたが、一点ずつ丁寧に拝見させて頂きました。

専門的な貴重な書籍を何冊もお譲りして頂け、お客様からも「思っていた以上の査定金額で、頼んで良かった」とお喜びの声も頂け、大満足の買取査定でしたemoji204.gif

今回の買取査定でお譲りして頂いた書籍の中から、ご紹介するお品は『甲子夜話』です。

甲子夜話 まとめ

こちらの作品は、平凡社の東洋文庫から刊行された江戸時代後期に書かれた随筆集『甲子夜話』のセットで、今回は『甲子夜話 6巻』『甲子夜話続篇 8巻』『甲子夜話三篇 6巻』の計20冊をまとめてお譲りして頂きましたicon_razz.gif

甲子夜話 書籍本体

外函には経年のシミと焼けが少し目立ちましたが、書籍本体は比較的綺麗だったため、高評価で買取致しましたicon_wink.gif

『甲子夜話』は、江戸時代中・後期の大名松浦清(静山)により書かれた随筆集で、藩主を退いた隠居後の甲子の夜に書き起こされたことが題名の由来だそうです。

松浦静山は、武人でありまた趣味人であったことから内容は多岐にわたり、藩主を務めていた時代の田沼意次政権や松平定信主導の寛政の改革の頃に関する政治的な事柄から、執筆当時の世相風俗、また怪談・伝承なども含まれていて、江戸時代の政治経済・文化・風俗を知るための文献としての面でも評価されています。

現代風に言うと「ブログ」のような日記形式で、静山の旺盛な好奇心が伺われる内容は今読んでも面白く、本書は現代語訳ではありませんが割と読みやすく、歴史好きの方は一度読んでみて損は無いのではないでしょうかemoji206.gif

みつばち書店では、古書市場で人気のジャンルである歴史関連の書籍の買取大歓迎です!
バーコードの表記がない古書も積極的に買取させて頂きますので、お気軽にお問い合わせ下さいkeitai02.gif


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