洋書『THE MABINOGION』を買い取りしました。
買取品目 | |
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洋書 | |
買取方法 | 宅配買取 |
お住まい | 千葉県 習志野市 |
最寄り駅 | 京成大久保 |
※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。
スタッフからのコメント
千葉県習志野市にお住まいのお客様から、書籍を買い取りしました。
今回買い取り査定のご依頼をくださったお客様は、過去に外国語を使うお仕事をされていて、買取を希望の書籍は洋書が多いとのことでした。
集めるのにだいぶ苦労した本ばかりなので、しっかりと査定して買取金額を提示して欲しいとのご希望でしたので、今回は宅配便を利用しての査定のご案内をさせて頂きました。
送って頂きました書籍は、英語で書かれた文芸作品の書籍が中心で、他にもヨーロッパの言語の作品がいくつか含まれていました。
発行から年数が経っている作品が多く、お調べするのにお時間が掛かってしまった書籍もありましたが、お客様には買取金額に満足して頂け、頼んで良かったと喜んで頂けました
今回の買取でお譲りして頂いた書籍の中から、ご紹介する一冊は『THE MABINOGION』です。
本書は、イギリスの出版社・Golden Cockerel Press社から1948年に発行された書籍で、「マビノギオン」と呼ばれる中世ウェールズ語写本より収集した神話などの物語を収録した作品です。
元の写本は「ルゼルフの白本」と「ヘルゲストの赤本」という2冊の写本で、いずれも1300年代ごろに書かれたものと言われています。
この本を出版したGolden Cockerel Press社は、1920年から61年にかけて操業していたイギリスの高級出版社で、元々は印刷会社としてスタートしたそうです。
古典的な作品の手作りの限定版を多く出版し、活字を手作業で組み、紙は手漉きの紙を使用するなど、かなりのこだわりが詰まった本を何冊も出版しました。
画像だと伝わりにくいと思いますが装丁にもかなり凝っていて、本自体が芸術作品のような一冊です
手漉きだからか、紙も和紙のような風合いですね。
ただ、そういったこだわりはビジネス的にはあまり現実的ではなかったようで、1961年にGolden Cockerel Press社は事業を終了しています。
短い操業期間で、なおかつ書籍を限定で出版していたこともあり、現在ではGolden Cockerel Press社の作品はかなり希少なため、そんな貴重な書籍をお譲りして頂け大変ありがたかったです
みつばち書店では、日本では希少な洋書も丁寧に査定して買取金額をご提示します。
発行から年数が経っている書籍でも対応が可能ですので、洋書の処分の際にはお気軽に当店までご相談ください!