コミック本『大長編ドラえもん』をセットでお譲りして頂きました。

千葉県睦沢町にお住いのお客様のご自宅へ、書籍の買取にお邪魔しました。

今回買取査定のご依頼をくださったお客様は、現在は離れて暮らしているお子様が残していった不用品をまとめて処分しようと、当店の買取査定にご依頼をくださいました。
書籍以外にも玩具やゲーム機などがあるので、可能であれば買取をお願いしたいとのご希望でしたので、今回は直接ご自宅へお邪魔して査定作業を行いました。

実際に拝見しました書籍は、お子様向けの児童書や絵本のほか、参考書や事典などの学習書もありました。
お子様がご実家を離れてからだいぶ経っていて、長い間手つかずで困っていたそうですが、年末年始にお子様が帰省された際に相談して今回は処分を決められたとのことでした。

どの書籍も大事に読んできたものばかりで大切に保管していたそうですが、ずっと読まないでタンスの肥やしになっているよりは誰かの手に渡って読んでもらいたいので、買い取ってもらえて頼んで良かったと喜んで頂けました

今回の買取査定ではコミック本もいくつか買取させて頂きましたが、その中から今回ご紹介するお品は『大長編ドラえもん 20冊セット』です。

こちらの作品は、漫画『ドラえもん』の長編アニメ映画の原作として執筆された長編作品のシリーズで、1980年発行の第1作目『のび太の恐竜』から始まった人気シリーズ作品です。

2006年公開の『ドラえもん のび太の恐竜2006』から声優交代があったため、こちらのシリーズはそれ以前のいわゆる第一期と呼ばれる「大山ドラえもん」の映画作品の原作シリーズで全24巻が発行されています。

今回は全24巻中の20巻までではありましたが、大事に保管してきたとのお話のとおりどれも大変状態が良かったため、高く評価させて頂きました。

連載時は第8作目の『のび太と竜の騎士』まで「藤子不二雄」名義で発表されていて、今回お譲りして頂いたお品は6巻『のび太の宇宙小戦争』と7巻『のび太と鉄人兵団』の作者名義が「藤子不二雄」になっていますので、藤子不二雄コンビ解消前に発行されたものですね

通常のドラえもんは日常を舞台に一話完結が原則の短編ですが、『大長編ドラえもん』はアニメ映画化を前提に描かれているのが特徴で、宇宙や過去の世界などの非日常が舞台となっています。

主要キャラクターも短編に比べて変わっていて、のび太は普段よりも勇敢に描かれていたり、普段はいじわるなジャイアンやスネ夫が頼りになり、特にジャイアンは「映画版ジャイアン」と呼ばれるほど普段と180度性格が変わるカッコいい性格になっています。

声優が変わった現在でもドラえもんの映画シリーズは続いていて、今もほぼ毎年新作が公開されている年代を問わず人気の作品ですが、映画は観たことあっても原作は読んでいないという方も多いのではないでしょうか。

このシリーズで、原作と映画の違いを探しながらどちらも楽しむのも面白いかもしれませんね(*^_^*)