『宮沢賢治関連書籍』をまとめて買取しました。

千葉県山武市のお客様のご自宅へ、出張買取にお邪魔しました。

今回のお客様は、亡くなったご両親の遺品の整理をされているとのことで、読書家だったご両親の遺した書籍が本棚に大量にあり、まとめて買い取ってもらいたいと当店にご依頼をくださいました。

ご自宅へお邪魔して本棚を拝見しますと、事前のお話のとおりかなりの数の蔵書量で、ほとんどの書籍に買ったときの書店のブックカバーが付けられたままで、とても大切に読まれていたんだなと伺われる蔵書でした。

また、書籍以外にもご不要になったお品物の買取をしていますが何かございますか？と尋ねますと、骨董品や日用品・雑貨など沢山持ってきてくださいました。
量があるのでリサイクルショップに持って行って断られたら面倒で、かといってゴミとして処分するのも忍びないと迷われていたそうです。
全て査定させていただき、「買取してもらえて良かった！」と喜んでいただけて、嬉しい買取査定でした

今回お譲りして頂いたお品の中からご紹介するのは『宮沢賢治関連書籍』です。

読書家だったご両親は特に宮沢賢治がお好きだったとのことで、関連の書籍をまとめてお譲りして頂きました。

書籍以外にも、宮沢賢治に関連した作品のDVDも併せて買取しました(*^^*)

珍しい書籍で、宮沢賢治学会イーハトーブセンターが年１回発行している機関誌の『宮沢賢治研究 Annual』もまとめて20年分以上もありました。
本書は、宮沢賢治に関する研究論文や評論、エッセイ、新聞記事などをまとめていて、これを集めれば宮沢賢治に関するデータは網羅できるようになっているそうです

宮沢賢治は、病気のため37歳の若さで亡くなっていて、生前に刊行された作品は詩集『春と修羅』のみで一般にはほとんど無名の存在でしたが、没後に草野心平などの尽力から作品が紹介され現在では国民的作家の一人となっています。

若くして亡くなっていて謎が多いところもあり、残された作品もSFのようなファンタジーのような不思議な魅力がある作品ばかりで、現在でも盛んに研究が行われている珍しい作家なのではないでしょうか。

今回は他にも貴重な書籍をたくさんお譲りして頂け、大変ありがたい買取査定で、ご利用して頂きありがとうございました！