『雑誌 蒸気機関車』をセットで買取しました。

千葉県千葉市にお住まいのお客様のご自宅へ、不用品の買取にお邪魔しました。

今回のお客様は、お家の不用品をまとめて処分しようと考えていて、長年買い揃えてきた小説などの文芸書の単行本や文庫本の他に、ずっと処分せずにいた雑誌が大量にあるとのことでした。
事前のご相談でかなりの冊数が予想されましたので、いつもよりスタッフを増員して万全の体制でお邪魔させて頂きましたᕦ(ò_óˇ)ᕤ

お客様は読書の他に旅行も趣味で、特に鉄道で全国色々なところへ観光に行ってきたそうで、鉄道関連の書籍が多くありました。

こちらが、今回お譲りして頂いた書籍の一部の『雑誌 蒸気機関車』のセットです。
本書は、1967年から81年にかけてキネマ旬報社から刊行されていた蒸気機関車専門の雑誌で、今回は昭和40年代発行のものを中心に約10年分をまとめてお譲りして頂けました。

大型の折返しポスターで、迫力のある機関車の写真が収録されています

『蒸気機関車』誌は、元々は1967年に「キネマ旬報」の増刊号として発刊され、68年に月刊誌としてスタートしました。
鉄道愛好家で蒸気機関車の写真家としても有名な脚本家の関沢新一が初代編集長を務めていて、そういったこともあってかかなり収録写真に気合が入っている印象ですね。

当時の列車のダイヤも載っていて、ファンにはたまらないのではないでしょうか。
（ちなみに私自身は見方がよくわかりません）

現在ではイベントなどでしか見ることのない蒸気機関車ですが、この雑誌が刊行されていた昭和40年代はちょうど実用機関車の運行が徐々に失くなっていた時代で、雑誌の特集も蒸気機関車に対するノスタルジックな内容が多いです。

近年、蒸気機関車を近代産業遺産として保存する活動も増えてきていて、動態保存と呼ばれる動作可能な状態で保存する取り組みも話題となっています。
観光資源としても注目されている側面もあり、機会があれば一度実物を見に行ってみたいですね(^^)

みつばち書店では、発行から年数が経っている雑誌も買取対象です。
過去に買っていた大量の雑誌の処分に困っている方は、ぜひ一度当店までご相談ください！