『没後120年　ゴッホ展』図録などを買上げさせていただきました。

千葉県白井市にお住まいのお客様より出張買取りのご依頼をいただきました。単行本や新書、文庫本、マンガ本などを買上げさせていただきました。ご利用いただき、ありがとうございました

今回買上げさせていただきました『没後120年　ゴッホ展』の図録です。国立新美術館で開催された時のパンフレットですね。この展覧会では、27歳で画家になることを決意したゴッホに影響を与えた画家たちの作品も展示されました。

2枚目の写真の絵は、息子のリュシアン・ピサロと親子2代でゴッホと交流があった、カミーユ・ピサロの『虹』です。右のページの絵は、ゴッホが書簡の中で感想を述べていた、アルフレッド・シスレーの『モレのポプラ並木』です。他にもモネ・ミレー・スーラ、ゴッホに多大な影響を与えた歌川広重の作品もありました。ゴッホは広重の作品を数多く模写していました。浮世絵を油絵で模写していたのです。耳に包帯を巻いたゴッホの有名な自画像の、鮮やかな色使いは日本の版画の影響もあったのですね。