『宮川淳著作集 全3巻』を買取致しました。

  • 宮川淳著作集 全3巻セット
  • 宮川淳著作集 月報
  • 宮川淳著作集 奥付
買取品目
美術書、芸術書
買取方法宅配買取
お住まい東京都 板橋区
最寄り駅ときわ台

※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。

スタッフからのコメント

東京都板橋区にお住まいのお客様からのご依頼で、書籍を買取致しました。

今回ご依頼をくださったお客様は、美術関係の書籍を多く収集されていたとの事で、お譲り頂いた書籍も主に美術関連の書籍でした。
美術系の書籍の特徴としては、巻数が多い、大型の判のものが多いなどがありますね。
また、図版や写真を多く含む関係からきれいな印刷を行う必要があるため高級紙を使うことが多く、厚さの割には重く感じるものが多いというのも美術関連の書籍には多いです。

こうした性質を持った本が多いことから、大きく重い書籍は扱いづらいことに加えて置き場所も取り手に余るのでどうにかしたいと思う方が多いですが、そういった書籍ほど購入当時は高価だったこともあり捨ててしまうのは忍びないなどの理由で買い取りをご希望される方も少なくありません。

画集や写真集などの書籍ですと、製本がしっかりとしているものが多く、発行から年数が経っている書籍でも状態が良い物が多く、古書市場でも需要が高いジャンルですので当店でも買取は大歓迎です。

また、美術評論などの芸術書もいくつかお譲りして頂きましたが、その中から今回ご紹介する書籍は『宮川淳著作集 全3巻セット』です。

宮川淳著作集 全3巻セット

本書は、日本の美術評論家・宮川淳の諸作品を収録した著作集です。
第1巻に『鏡・空間・イマージュ』『紙片と眼差とのあいだに』『引用の織物』などの著作、第2巻に美術展評や書評、第3巻には西洋美術史関連の文が収録されています。

宮川淳著作集 奥付

今回お譲りして頂いたものは1980年から81年にかけて発行された旧版のもので、発刊当時は発行点数が少なかったうえに長らく絶版が続いていたこともあり、入手不可能な状態で読者を悩ましていて、1999年に新装版が限定で再販されていますが、それでも貴重な書籍となっています。

宮川淳著作集 月報

しっかりと月報も付属していて、とても状態が良かったですicon_wink.gif

宮川淳は、1977年に肝臓がんのために44歳の若さで亡くなっていて、その著作活動はわずか10年ほどの短いものでしたが、鋭利な視線と透徹した文体で当時最も優れた美術評論であったと言われ、絶大な影響を残しています。

迫力満点な大判の画集などももちろん素晴らしいですが、こういった美術評論の芸術書を読んで理解を深めることでより芸術鑑賞を楽しめるようになるのではないでしょうか(^^)

みつばち書店では、専門的な芸術書の買取も大歓迎です!
読まなくなってしまい場所を取ってしまって困っているなどお悩みの方は、ぜひ一度当店までご相談くださいicon_razz.gif


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