『浅草寺日記 16巻セット』をまとめてお譲りして頂きました。

  • 浅草寺日記1
買取品目
全集、史料集
買取方法出張買取
お住まい千葉県 我孫子市
最寄り駅我孫子

※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。

スタッフからのコメント

千葉県我孫子市にお住まいのお客様からのご依頼で、書籍の買取にお伺いしました。

今回のお客様は、ご両親の残された遺品の処分をしようと買取業者をいくつか検討していて、その中でも書籍を中心に幅広く取り扱っていた当店を選んだとのことで、今回は不用品をまとめて持っていってもらいたいとのご希望でしたので、直接お伺いして査定作業を行いました。

実際に拝見しました蔵書は、ご両親ともに歴史がお好きで関連の書籍が多くありました。
小説の他にも、郷土史や風俗史などの専門的なものから、日本だけでなく海外の歴史の書籍もいくつかあり、中にはかなりマニアックな書籍も含まれていました。

そういった専門的な書籍は読み手を選びますが、その分発行数の少なくなり希少価値が高くなる傾向です。
今回は、いくつも貴重な書籍をお譲りして頂け嬉しい買取査定となりましたicon_razz.gif

浅草寺日記1

今回お譲りして頂いた書籍の一部から『浅草寺日記』です。

本書は、江戸時代中期から明治期までの浅草寺の行事や人事、門前町や見世物等に関する記録をまとめた史料を復刻した書籍で、昭和53年に第1巻が刊行して以来、令和3年9月には最新41巻が発行されている人気の史料集です。

今回は、1巻から16巻までをまとめて買取しました(^^)

全て函に入っていたため書籍本体はきれいな状態で保管されていて、逆に傷みがちな函も発行年を考えますと比較的きれいでしたので、今回は高く評価させて頂きました。

浅草寺日記という名前ではありますが決して宗教的な内容だけではなく、江戸時代の文化や政治、社会情勢に関する記述も多くあり、江戸文化史の貴重な資料ともいわれています。

当時はお寺で行き倒れるケースも意外と多かったそうで、驚くことに行き倒れの他にも心中や捨て子などの記録も克明に残されています。

浅草寺には現在でも「浅草迷子しらせ石標」という石標が立っていますが、江戸時代に迷子の情報を交換するために用いられていたものだそうです。
現在では観光地のイメージが強い浅草寺ですが、江戸時代には困ったときに頼る存在だったのかもしれませんね。

みつばち書店では、珍しい専門的な書籍も丁寧に査定して買取させて頂きます。
大量の買取も大歓迎ですので、スタッフ一同お問い合わせをお待ちしておりますm(_ _)m


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