『日本歴史地名大系』などの専門書・実用書など買取させて頂きました。

  • 日本歴史地名大系
買取品目
事典
買取方法出張買取
お住まい千葉県 流山市

※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。

スタッフからのコメント

千葉県流山市のお客様より出張買取のご依頼を頂き、買取にお伺いしました。

今回のお客様は、ご自宅の整理の際に大量に出てきた書籍の処分に、当店の出張買取を選んで頂きました。
冊数が大量にあり古書店への持ち込みが難しく、また蔵書のジャンルが多岐に渡っているためまとめて査定をしてくれるお店をお探しになり、当店を選んで頂けたそうです。

実際にご自宅にお伺いすると、ご依頼時のお話通りに大量の書籍で、段ボールで50箱ほどの量になりました。
どの書籍も集めるのに大変苦労してきたものばかりで大事にしてきた本なので、しっかりとした評価をしてくれる古書店に査定を依頼して譲りたいとのご依頼でしたので、お時間をかなり頂いてしまいましたが、一点ずつ丁寧にご査定させて頂きました。

拝見させて頂きました書籍は、どれも販売されて年月が経っているものでも状態が良いものが多く、本当に大事にされてきたんだなと伺われるものばかりでした。

その中でも特に『日本歴史地名大系』は、全50巻が全て揃っており、大変素晴らしかったです。

日本歴史地名大系

『日本歴史地名大系』は、平凡社から出版された地名事典で、47都道府県と京都市の48冊と索引2冊の全50冊から成る事典です。
各都道府県ごとに、地元大学の歴史学者等の監修のもと編集委員を組織して、さらに在野の郷土史家を含めた地域の専門家が手分けして執筆にあたり、その充実した内容から1冊でも5センチを超える厚みの大ボリュームの書籍となっています。

1979年の『長野県の地名』の刊行から20年以上の歳月をかけて、2004年の『福岡県の地名』を最後に完結した本書は、第52回菊池寛賞を受賞するなど、高く評価されました。

高い人気の事典シリーズですので買取の際に見る機会が多い書籍ではありますが、自分の地元の県やお好きな県だけを持っている方がほとんどで全50巻を揃ってお持ちの方は珍しいため、高く評価させて頂きました。

現在『日本歴史地名大系』は、オンライン百科事典サービスのジャパンナレッジにおいて電子化され、インターネット上で利用できるようになっています。
2006年の電子化の際に、最新の考古学の成果も取り入れられ、当時の市町村合併にも対応されるなど進化を続ける一方、本文に関しては変更はされていないそうです。

1冊の本の厚みが5cm以上だったり重みもあるので、個人で全巻所有するのはスペース的にも難しいので、こういったサービスは本当に便利だと思います。
しかし、全50巻を並べたときの景色は壮観で、これほど所有欲を刺激する書籍はなかなか無いのではないでしょうか。
こういったところも、古書の魅力の一面なのかもしれませんね。

ご自宅の整理で書籍の処分をお考えの方は、ぜひお気軽に当店にご相談ください。


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