『校本 宮澤賢治全集』を買い取りさせていただきました。

  • 校本 宮澤賢治全集
買取品目
全集
買取方法出張買取
お住まい東京都 八王子市

※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。

スタッフからのコメント

東京都八王子市のお客様よりご依頼を受けて、ご自宅へお邪魔し書籍の出張買取をさせていただきました。

今回ご依頼をしてくださったお客様は、事前のお話で多数の蔵書をお持ちとの事で、普段より多めの段ボール箱を用意してお邪魔しました。

ただ、実際に伺わせていただいた際にはその蔵書の豊富さに、普段から多い冊数の買取りをしていますが、今回は珍しく圧倒されてしまいましたicon_eek.gif

また、蔵書数の多さだけではなく、一つ一つの書籍をとても大事に保管されているのが伺われる書籍ばかりで、発行年が古めの書籍も状態が良く、全体的に高く評価をさせて頂きました。

今回買取をさせていただいた書籍の中でご紹介するのは、筑摩書房発行の『校本 宮澤賢治全集』です。

校本 宮澤賢治全集

宮沢賢治の全集は、筑摩書房発行のものだけでも何通りかありますが、今回お譲りして頂いたものは1973~77年発行の校本版です。
(記事の執筆時に気が付きましたが、全15冊のところを1冊撮影時に忘れてしまいました…icon_redface.gif
タイトルが「宮澤賢治」になっていますが、現代では「宮沢賢治」という表記のほうが馴染み深いでしょうか。

宮澤賢治は、1933年に肺炎のため37歳の若さで亡くなっていて、生前は一般にはほとんど無名でしたが、没後に草野心平などの尽力により作品が刊行され広く知られると評価が高まり、現在では国語の教科書にも作品が度々登場するなど国民的作家の一人となっています。
その為、普段あまり読書に親しみが無い方でも、その名前だけは聞いたことはあるという方も多いかと思います。
童話でありながら、大人でも楽しめる作品も多いところも、大きな魅力の一つですね(*^^*)

現在でも、宮沢賢治に関する全集では同じく筑摩書房より出版されている『新校本 宮澤賢治全集』があり、新発見の資料や研究成果などを踏まえて、より充実した内容の全集となっていますが、その分やはり価格も張っていますので「久々に宮沢賢治作品に触れたくなった」という方には、古くはなってしまいますがお求めやすい旧版のシリーズもおすすめです。

今回は、この他にも貴重な書籍を多くお譲りして頂け、大変ありがたい出張買取となりましたicon_biggrin.gif


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