『おらおらでひとりいぐも』他単行本や新書を買取させて頂きました。
買取品目 | |
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単行本、新書 | |
買取方法 | 出張買取 |
お住まい | 千葉県 成田市 |
最寄り駅 | 久住 |
※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。
スタッフからのコメント
千葉県成田市のお客様よりご依頼を頂き、出張買取にお伺い致しました。
今回のお客様はご年配のご夫婦で、お二人とも読書が趣味で、新聞を読んだときに目についた書籍広告や紹介欄で気になった書籍を買い求めているそうです。
拝見させて頂きました蔵書は、ジャンルを問わず幅広くお持ちで、中には現在でも新刊書店に並んでいるような新しめの書籍もあり、状態もきれいなものばかりでしたので、高く評価をさせて頂きました。
そんな中、今回目に留まった書籍は2017年に芥川賞を受賞して話題となった『おらおらでひとりいぐも』です。
本作は、55歳で夫を亡くした後に主婦業の傍らに執筆し、63歳で作家デビューした若竹千佐子さんの作品で、田中裕子さんが主演の実写映画も話題になって読まれた方も多いのではないでしょうか。
他にも、社会学者の上野千鶴子さんの『おひとりさまの最期』や『ひとりの午後に』など、老後を題材にした作品を多くお持ちでした。
最近は、書店でも「終活」「おひとりさま」「終の棲家」などを題材にした作品が多く、そういった作品をまとめたコーナーなども目にする機会が増えてきたように感じますね。
「老後」といっても様々な形があり、最期を迎えるその日までどのように生きるのか、それぞれの環境や人生観で変わりますが、避けられない悩みでもあり共感しやすい作品が人気になりやすいのかもしれません。
お客様は、読書の他にもお庭いじりが趣味とのことでお庭を拝見させて頂きましたが、お二人で意見を出し合いながら手入れをしているお庭はとても素敵でした。
夫婦仲良くゆったりと過ごされ、老後の時間を楽しまれているのを拝見すると、こういった感じも良いなぁ、とそう思いながらの帰途となりました。
当店では、古書はもちろん発行から年月の浅い新しい作品の書籍も買取をさせて頂いております。
書籍の整理をご検討中の方は、是非一度当店にご相談ください!